通っている整骨院の先生から、CD−R借りました。
「夢で逢えたら」 うっほほーい。
関西での爆発的な人気に後押しされ、東上したばかりのダウンタウンと、 ライブハウスでの活動を経て人気が出てきたばかりのウッチャンナンチャン、 清水ミチコ、野沢直子がレギュラー出演していた、15年ほど前の 土曜深夜コントバラエティー。
当時のダウンタウンとウンナンと言えば、アイドルばりの人気がありましたが、 彼らの黄金期の第一頁を飾る番組といって差し支えないでしょう。
中学時代のワタクシは、ウンナンの内村担当 として、 熱狂的なファン生活を送っていましたので、勿論、この番組にも 並々ならぬ思い入れがありまして。
久方ぶりに観た印象としては、当たり前なんですが、
みんな若えな。おい。
当時流行最先端だった、DCブランドの可愛い格好が 時代の流れの無常さを否応なしに感じさせます。
紆余曲折成れの果ての今は、井上和香と付き合おうとも まだ20代中盤の内村氏および、幼な顔のダウンタウン両氏は 「服に着せられてる」感がどんなに漂っても、その慣れない感じも含めて 初々しくて可愛いですが。(南原氏は、なんかちょっとな…)
コントの出来自体は、番組開始当初の回ということもあって、 かなり詰めも甘いし、全盛期の切れ味やキャラの濃さはないものの 今までにない新しいものを創ろうという、弾ける若さと勢いが、 すんごく眩しいなあ。
まだ、旧態依然とした師弟制度の色濃く残る当時のお笑い界で、 内海桂子・好江師匠の門下とはいえ、「お笑いスター誕生」出身、 テレビとライブハウスを拠点として活動し、映画専門学校の同級生同志、 爽やかで薄味の(四国と九州出身なのに)「都会派コント」が売りのウンナン。
新しい世代のお笑い養成のため、吉本興業が開校したお笑い専門学校 NSCの第一期生で、師匠をもたず、従来のコテコテ関西漫才とは 一線を画す、「新しい漫才」で人気が出たダウンタウン。
ひょうきん族全盛期を支えた、たけし・さんま・紳介らに続く 新しい世代のお笑い、「お笑い第三世代」 なんて言われてましたが、 その後のコント番組の原点は、確かにこれなんだよなあ。
同年代の男の子と話すときに、この番組と「ガキの使い」「ごっつ」「誰やら」「やるやら」 観てたかどうかって踏み絵みたいなもので、観てたもの同志の連帯感というか 笑いのツボが判ってるな、的な身内意識がすごくある気がする。
ダウンタウンの方が、一般的に「オモロイ」認定されているので ネタの知名度も一歩リードしてますが、ウンナンファンとしては 「レンタルビデオショップ」や「地下鉄コント」、オールナイトニッポンの 「タコイカジャンケン」ネタが判る人に出会うと、問答無用で嬉しいです。
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