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■ NYの秋。
最近更新をしていなかったので、写真二枚アップデートさせてください。というのも、NYはもう冬。秋を楽しむまもなくすぐに冬がやってきてしまったような感じです。でも、それは木々も同じことらしく、木の雰囲気は秋そのもの、でも空気の匂いは冬だし、気温だって普通にマイナス。それでもがんばって公園を歩いていると息を呑むほどに秋のすばらしい光景が見ることができるのです。本当だったら、車を飛ばして山の中まで言ってみたいのだけどさすがにそれはかなわず。次の週末こそ、電車で郊外までいけるところまでいってみたりしてみようじゃないか、と思うのだけど、なかなか実現せずにいます。
この写真はセントラルパークにいくつかある、池のひとつです。風が吹くたびに耳が痛くなるほどに冷たい風が吹きすさびますが、やっぱりこういう光景を見ていると寒い中でももうちょっとこの景色のひとつでいてみたい、という欲求が沸くものです。あと二十ブロックも南にいけば、観光客と町の人と、ミュージカルの見物客とで湧き上がるタイムズスクエアがあり、もっともっと南にいけば、すべてに仮の値段がついて仮の商いをして、なぜだか現実のお金が失われ、得られたりする不思議な空間、ウォール街があるわけですよね。ほんの数百メートル・数キロ先で繰り広げられている喧騒とはまったく無縁の世界がここでやはり実現されているわけです。 そして、老若男女木陰でたたずみ、どちらが現実的なのか思案に暮れて答えが出ないまま、それぞれの家族や友人のもとに帰っていくわけです。
2004年11月10日(水)
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