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■ 郷愁とナショナリズム
いやー更新しなくちゃなー、って思っていてもどんなことをすればいいか思いつかないのです。なんかバトンとか死んでもいやだし、もはや日記を書いても自己満足っぽいものばかり。オルタナティブな視点を提供するっていうのも数年前にやってしまったし。かといって何もしないと言うのもいやだ。嫌みにならない程度に面白い話題を提供できたらな、って思って書いたのだけど、失敗しました。ごめんなさい。_| ̄|○
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ず〜〜っと前にどこかで書いたことですが、私が高校生のころある国立大学の推薦入学試験の論文課題は、「ナショナリズム(Nationalism)・リージョナリズム(Regionalism)・エスニズム(Ethnism)をそれぞれ説明した上で、相互の関連を説明せよ」ということでした。高校生でこれを上手に説明できた学生は今頃どんな人になっているんだろうなことをしてるのだろう?といつも気になっています。(因みに私は受験すらしなかった。もっといえば大学院も戦わずして諦めたw) 日本から一歩出てみると、この手の目に見えない、お腹一杯になりもしない価値にすがって誇って、よりどころにして生きている人が沢山いることに驚きます。数日前のニュースで自分の国の国際的な影響力について自信を持っていない国民というランキングの中で、もっとも自信を持っていないのは、日本だそうです。そして、この数字について誇りに思うのは日本人だけで、世界の人は理解できないのでしょうね。特に大陸の人たちには。 ここ数年思うのです。誇りって必要ですか?数千年戦争をし続けたヨーロッパの国々は、戦争が始まる前から講話の準備を進めると言います。そこには意地とかプライドとかは存在しません。被害と戦後得られる利益だけを天秤にかけるだけ。翻って身近な問題を見てみましょう。営業目標を達成するために、意中のかわいい彼女をgetするために、あなたは○○大学卒業だとか、△△県出身だとか、きにしますか?普通は、モノを売るためには嫌いな人にも頭を下げるし、大好きなスペイン人あの子のためなら必死でスペイン語も習おうというものです。ほら、プライドなんて、目標の前には無駄なだけだ。 日本人だなーって思うのはこの辺でしょうか?母国とは帰ればおいしいしゃぶしゃぶが食べられるところ、くらいの意識でいた方が世界の人と仲良くやっていけるし、それなりの成果も上がるのではないかと思うのです。比べてみましょう、誇り高いどこかの国々と。そこにあるのはつまらない誇りにすがったためある「惨状」だけだということです。
2005年10月30日(日)
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