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■ この空を見るために
昨日、私は図書館で宿題の一部を終えたのが8時30分でした。 そして、また「さーウォーキング30分か」と思いながらキャンパスの中を歩道を下り、大通りに出ると、空が、大変なことになっていました。
息をのむ光景。
神が作り出す美がそこにはありました。
筆舌に尽くしがたいくらい綺麗な色が幾重にもまざり、雲がその色に映え、イサカの広い空に広がっていました。
美しいな、と思ったのは私だけではありませんでした。講義や実験を終えて帰る職員、私のような学生、トレーニング中のi-podを聞きながらジョギングをしていた人、みんな立ち止まっているんですよ。
ある人は、カメラを取り出し、ある人は電話を友達にして「beutiful sky!」と感嘆し、ある人は広場の芝生に寝ころんで花火大会のように見つめていました。帰宅途中ですからみんな連れなんていないのに、一人でじっと立ち止まって何分もみんなで空を見つめていました。
一番印象的だったのは、傾斜になったものすごく広い芝生があるのですが、そこにうずくまってアメリカ人にしては小柄な女の子が泣きながらみていたことです。
それくらい美しかった。
そうかも。
この空を見るために、学生をこの年で始めることにしたのかもしれないし、
この空を見るために、トフルやエッセイを頑張ったのかもしれないし
この空のみるために、君に「またね」と言ったのかもしれない。
目の前に広がるめちゃくちゃ広大な芝生に座って、この空の下であの子ならなんて言うかな?あいつなら何するかな?って思いながら私はこの写真のシャッターを押していました。
一通りとった後は、大きな木にもたれて、帰るときに暗くなってしまっても良いや、と思いながらこの空の光に照らされてもらっていました。
2006年09月03日(日)
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