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■ 失敗しない食事
NYのネタを書きましょう。 日本では、マレーシア料理やタイ料理といったものはほとんど口にしようと思いませんでした。何かパーティがあり、その会場がアジアンレストランであれば行く程度で積極的に行くことはありませんでした。東京にいたときは、あそこの店に久しぶりに行ってみよう、といったように行動決定の要因は個別のお店単位でしたね。
NYでは、結構、どの店、というよりもどのジャンルを食べようか、ということから先に決めていました。うん、今日はベトナムで行こうとか、今日はギリシャ料理で行こうなど。そしてその中からお気に入りのお店に行っていたものです。
その上で、東京でもNYでもいえるものですが、値段が高ければ美味しいということは必ずもいえないですよね?今回もそうですが、もっとも高価だろうフォーシーズンホテルでの食事が一番美味しくなかった。全く美味しいと思わなかった。お友達に連れていってもらった体に良い食事のお店や、クイーンズの意味の分からないデコレーションのメキシカン料理屋の方が、遙かに美味しい。意外なほど、美味しい。
なんで、東京やNYは失敗なお店があるんだろう?と疑問です。そこいくと、大阪やソウルはそれほど失敗がないように思えるのですがどうでしょうか?
大阪は高級なお店にそれほど行ったことがありませんが、美味しいお店の裾野は広いですよね。安くて旨くて当たり前、そんなかんじ。
ソウルは、高級なお店に行く意味がない。高いとそれなりに店が高価そうにみえるだけで、味は場末の店と変わらない。日本の不必要なほどの洗煉と清潔さのスタンダードからしてみればどれほど高級でも陳腐で内装も洗煉されているとはいえないので、余計なお金を払う意味は全くない。サンギョプサル・ケランチム・スンドゥブチゲ・ケジャンはどこで食べても美味しい。(というか何度も言うが、200円程度のヨンセイ大学の学食がソウルで一番美味しいと思えるほどだ)
どうして失敗するレストランがNY・東京にはあって大阪・ソウルにはないのでしょう?理由を考えてみよう。
・まずいものでも我慢して食べ続ける優しい市民が東京NYには一杯。 ・そもそも、東京NYには味の分からない奴が多い ・ソウル大阪の人は民度が低いので、まずいものを出そうものならヤクザまがいの恫喝をされる。 ・たんなる私の錯覚 ・巨大都市東京・NYではあまりにマーケットが大きいので、情報の非対称性により、消費者が、美味しいものへのアクセスが難しくなっている ・東京NYのレストランはVIPを常に相手にしているので、私のような奴には、手を抜いて作る ・他方で、大阪ソウルの人たちにとっては私の育ちの良さが神々しく見え、一生懸命作る ・私の不運な偶然が続いている ・大阪ソウルの人は知恵が回らないので、簡単に作り、まずくなりようがない。他方、腕に覚えのあるシェフは東京NYに集まり、彼らは時として、不必要な工夫をほどこしまくったあげく、まずくなる。
などなど考えられますが、いっておくが、これはフィクションだ。冗談だ。笑い話だ。真に受けないように。
さ、寝よう。(最近恥ずかしい話ですが非常に非常に忙しく、自室に帰っていないので今日は図書館から更新だ)
追伸:写真は上からそのまずかったフォーシーズンの料理・体に良い料理・メキシカン
2006年11月17日(金)
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