NY州在住 <旧『東京在住』・旧旧『NY在住』>
kiyo



 インド事の顛末 一日目

 1月5日、早朝、私だけ朝早く一足先にニューヨークに到着していたので、JFK空港へは夜になってほかのメンバーと集合。デルタ空港のターミナルは古く、とても混雑している。中に入ってもゲートを見つけるのが大変で、成田空港を彷彿とさせる。
 なんか夜ご飯とか食べている間に、出発時間の夜9時20分。そういえば、この前JFKを出発したとき(シラキュースヘの帰りの便だった)もこんなスモッグのかかった感じだったなぁ、尾翼の飛行機各社のマークがうっすら浮かび上がっていい感じだ、とおもっていたらスケジュールもこの前と一緒。搭乗に一時間遅れ、離陸待ちに一時間半遅れていた。出発前から気が重くなる。つい二日前は日本にいたのに、今度の行き先はインドだ。

 14時間上のフライトの末やっとムンバイに到着。たまに地図をチェックすると、ドイツだとかのヨーロッパ各国、オマーンとかの中東各国、を通り過ぎていた。(「あ、ここでいいよ、目的地は」と幾度となく思った)機内食は、ノースウェストのあの食べることを躊躇わせるまずさにくらべたら全然いけるね。朝食の方がボリュームがあったのがおもしろかった。
 ムンバイ空港に降り立つと、あの途上国独特の空港のにおいがする。すこし湿っていて、かすかに生臭い、でも、においの味は乾いている、そんな感じだ。(わかっている。意味不明)えらいスピードが速いベルトコンベアで運ばれてきた荷物をピックアップした後は、延々と長い列に並び国内線にチェックイン。そこから国内線ターミナルへバスへ。空港を非常に遠回りするせいか、結構走る。イリューシンなど、日本ではみなくなった飛行機が並んでいて目を楽しませてもらったが、不安にもさせる。
 実際国内線ターミナル、国内線の飛行機に搭乗するといい意味で期待は裏切られる。結構、きれいなターミナルだし、飛行機に至ってはボーイング800だ。ほぉ・・・。そしてまた数時間。最終目的地、ハイダラバードに到着。

 現地時間の朝4時とか5時。みな一様に憔悴しきっているが、それでもお出迎えをしてくださるお姉さんに花輪をかけてもらい、記念写真。おでこに変赤い朱をさされる。乾くとぱりぱりとれた。

 そこからまたバスで一時間弱。やっとICRSATという農業研究施設に到着。もうインドの窓からの景色を楽しむ元気もないし、そもそも曇っていて、夜だし何も見えない。手際の悪いチェックイン作業の末ついた部屋が写真。うん。もうどうでもいいのだよ。倒れた瞬間に寝た。睡眠薬で飛行機中ほとんどずっと寝ていたのにね。それが朝8時。

でも、11時30分には集合だそうです。修行の始まりを予感させる長い一日目終了。

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2007年01月08日(月)
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