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■ インド事の顛末 二日目
数時間の睡眠。一時間おきに、下の階の掃除のおばさんの声、犬の鳴き声、コーランの放送、に起こされて全く寝た気がしない。それでも、集合時間の11時になりそうなので、早めに起きてシャワーを浴び、少し散歩。 イクリサット(ICRISAT:農業研究所のようなもの)は外の人間でごった返す状況と異なって非常にのどかでよい。生暖かくも、草のにおいだけで気分がいい。そうこうしているうちに、講堂に集まる。どうやら、コーネルの学長がたまたまインドを訪問中で、今日の昼に、イクリサットにきて少しスピーチをするらしい。あの人も、お供も、額に赤いのをつけられていた。スピーチは簡略でなかなかよかった。さすがに、この国の人は、特にトップの人はスピーチになれている。そして、どこの国も同じだがお供の人の方が偉い人よりも横柄に、偉そうな態度だ。
その後、民族音楽と舞踊を鑑賞。非常に洗練された舞踊を持つことを知る。型と安定感を必要とするなかなかに優れた舞台だった。周りの四人の踊り手はいただけないが、中央の人はさすがにすばらしい。首が左右に平行移動する技を取得したい。
そして庭に移動して、バーベキューの昼食。チキンがおいしいのも途上国の特徴だ。まあまあおいしい。カレー類が始まった。この生活が後二週間続くんだろう。同じ寮に住む、ハイドロバード出身の人が駆けつけてくれてイサカ話に花が咲く。今日の昼食は、南部にしては全くスパイシーではないとのこと。私にとっては十分なのだが・・・。 そして、今度は、別に講堂に移り、医療関係のレクチャーを受ける。出てくる感染症の数の多さにびっくりするが、結構予防注射あっているので安心だ。なんせ、死ぬ思い出一日に七本も立て続けにうったんだから。しかも総額400ドルよ?それでも、やはり水は気をつけなくてはいけない。イクリサット内は安全らしい。 少し休憩して、先生と数人とで散策。地平線を見渡しながら畑を散歩するのは気分がいい。湿地にて、多くの鳥を観察。同行する先生がいろいろな専門家なので話がおもしろい。NHKスペシャルを同時上映で数本みている気分だ。(ただし、英語がわかればね。わかんんないのよね。専門用語すぎて)こうして少数で話しながら、安全で心地のよい風景を旅するのは大歓迎。もうこの研究所の中だけで過ごしたい・・・。
2007年01月09日(火)
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