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■ インド事の顛末 五日目
やはり朝7時から活動開始。同様にバスに揺られて、数時間。今度は、乾燥地域農業研究所に着く。インディアン訛りの英語で全く意味不明。落書きをして過ごす。(なんだか、研究系のイベントでの手抜きが激しい気がしませんか?気のせいじゃないと思う)
その後、実際の実験農場を見学。炎天下の中、バスで移動を繰り返しては、植物を見て回る。先駆的で、実際的な実験だなーと思って質問や写真撮影を繰り返していたのは最初の3カ所くらいで、後になってどんどんやる気が失せる。最後のスポットでの、盛大な拍手は、絶対にやっと終わったぜ!という嬉しさの拍手に違いない。少なくとも私はそうだった。そうそう、人生初のココナッツを飲んだんですよ。あんまりおいしくないね?水に微妙な味が付いている感じで。おいしいココナッツがあれば教えてください。
暑さと埃から疲労困憊だが、バスで再び揺られる。こんどはレクリエーションらしい。元気がみなぎるから不思議だ。たどり着いたのは、入場券を購入してはいるバザール会場。なんだか、イッツアスモールワールドでみる、アラビアンな市場だった。(もしくはディズニーシーのアラビアンシーエリア)仮設の布のテントでできた店たちが、サリなどインドっぽい布を売っている。その他仮設遊園地や装飾品を売っている店もある。家電メーカーが特設会場をやはり設けていて、そこで展示即売会のようなことをしている。(日本のメーカーはsanyoが少し間借りしているのみ。もうものづくりやめようぜ、という意思表示か?) あんまり買うものがないが、せめて土産の一つでもとおもって、軽くて小さいピアスを一つ購入。カシミール地方でできた、ときいたのが原因だ。(ずっと前、カシミール紛争についてレポートを書いたのを思い出したので)一緒に旅行している、身長150センチくらいの小さなコーネル大学のインド少女に交渉を頼んだらすごかった。アメ横も真っ青。まるでケンカだ。
インド少女「kiyo!いいから、100ルピーをこいつにあげなさい!」 店主「だめだめ。150ルピーだよ」 インド少女「いいからはやく!100ルピーおいて商品をとればいいの!」 店主ににらまれながらお金をおいて購入。ま、こんな人たちが何億もひしめいているところに気取った日本のメーカーが食い込むなんて無理だわな。おみやげのピアスは誰かに届きます。こうご期待。 その後、ハイドロバードの湖の湖畔にたつ、デートスポットのようなフードコートで食事。お友達との会話を楽しみながら、インドにきてついに食べたかったチキンティッカマサラを食べた。どうやら南部は辛くて有名らしくて、私の口にはあんまり合わなかった。NYCで食べたよりもおいしいチキンティッカマサラがあると期待していたんだけどな。 いよいよ明日はハイドロバードをたち、中部の山の上に向かう。明日は4時起きらしい。寝過ごさないといいな。
2007年01月13日(土)
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