NY州在住 <旧『東京在住』・旧旧『NY在住』>
kiyo



 インド事の顛末 四日目

※インターネットコネクションにたどり着くのが大変なので、更新速度が遅れてしまいます。

 六時半集合のはずなのに、食堂すら開いていない。結局7時半頃からスタートで、いろいろ予定を一時間半以上オーバーしている。インド時間なのか、アメリカ時間なのかしらないが、早起きして損した気分。(っていうか部屋が寒くて何度も起きるので、別にどうでもいい)
 バスにて、ミルク加工工場に出発。バリューアディショングループ(付加価値付与研究)にいる私たちはミルクをどうインドで加工されてるのかとか、実際の現場で働く人たちはどんな人なのかとか、その後の研究などなどをみるらしい。またでこぼこ道に、渋滞に、クレイジードライビングに三時間を費やして到着。
 私、牛乳大嫌いなんですよね。工場内はミルクの何かがどうかした、においが立ちこめて超はきそうだった。悪いが説明もなんも聞いていない。はやく外にでることだけを願っていた。そして滞在一時間。また渋滞の中三時間を費やして帰ることになる。疲労困憊の極み。二時までには戻り、遅い昼食をとる予定だったが、何せ出発したのが二時半なもので、バナナとポテチを与えられ、それで何とか生き延びてくれ、といわれる。おもしろい。飲み物が牛乳だったので切れそうになる。(小学校の時のように仲のいい人にあげた。まさか二十年後も同じ事をしているとは思うまい。小学生の私。)

 到着後、疲れていたが、あんまりに夕方の時間のすてきな気候だったので、誘われて研究所内を散歩。サッカーフィールドを見つける。いろいろお友達がよってきて、サッカーをすることに。これも十年ぶりよ?高校以来。非常に疲れたが非常に楽しかった。アメリカ人のあんまり話したことない人とも親しくなれた。スポーツの力だ。
 そして、庭園へ。なにかパーティの準備がしてある。舞台で、インド音楽が歌われ、ムスリムの女の子たちが数人招かれ、友達が手に絵を描いてもらっている。泥のようなもので書かれるその絵は、乾いて泥がとれると、少し模様が残るらしい。女の子が喜んでいる。私も早速挑戦してみた。なかなか面白い。男の子はちょっと躊躇っていたが私の後に続く。
 その間も延々と続けられるインド音楽。観衆はだれもいないので、しかたなく、私が中央に座ってずっと聞いてあげる。みんなは似顔絵師のコーナーに移動していたり、たき火にいったり、放置プレイを続けている。かわいそうなので何とかみつづける。その後食事。

 ま、カレーよ。いつも通り。その間、結構仲良くしてくれるネパール人のインドの大学に学ぶ院生(この旅行は、インドの大学の学生とともに行われている)がすごいエンターテインメントを見せる。七カ国語を話し、遺伝子工学が専門だというが、道を誤ったか?と思うほどダンスが上手だった。その後、また、放置プレイが続いたものの、最後は、数人をつれ、教授が参加する。かっこいいカナダ人だ。(写真が彼。)波多野里望もこれくらいの甲斐性がほしかった、と心の中で思う。

 食事後も、少しお友達と歓談。前半戦のミルク工場とバスの旅がつらかったが、最後はよかった。明日もつらいんだろうな、見学とインタビューは・・・・。

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2007年01月12日(金)
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