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■ インド事の顛末 七日目
ウーディ二日目。朝が心地よい。高原のにおいを感じるし、朝日が美しい。なにより空が広い。 なんかリゾートで快適なホテルにいるせいか、本当に休日がほしくなる。それでもやはり午前中から活動開始。今度はバスで三十分と近いところにあるのが幸いでした。タルナル農業大学の研究施設らしい。そこでレクチャーを受けるが、科学的なのか非科学的なのか不思議な講義が展開された。問題点の指摘は至極科学的なのだが、それを乗り越えるのに、牛の体内には31の神がいるとか、宇宙からのエナジーがどうとか。農薬を使うのは神の意志に反してるとか。ま、そういう意見もあるわな、さ、次に行こうと思ったらどうやら彼の実験施設を巡るらしい。はい、もう過去の経験から覚悟はできています。また何重というステーションを見て回るわけでしょ?
その通り。今度は涼しいからいいようなものの、斜面を延々と登り、確かにとても丁寧に、誠実に彼は説明をしていたのだけど、たとえば、土作りのプロセスを説明するために、実際に農民に土作りをさせてみせるわけだ。その態度といったら、すごかった。奴隷扱い。さっさとせんかこらー、といわんばかりに酷使していた。それでの農民はこのオーガニック農場でハッピーだ、と彼は力説していたよ。 本当はバラ園とかみたかったんだけどな。確かに、サンスクリットの呪文を聞かせて育てたというバラは、美しかった。とても活き活きとしていて、これほど活力のある美しさを秘めたバラをみたのは初めてだった。 埃にまみれてホテルで昼食。その後急いで紅茶農園へ。ま、同じようなスケジュール。
夜、ホテルの芝生でみんなでサッカーをして過ごす。女の子も参加するんですよ。そして上手だし積極的だし。そういうところがアメリカ人の女の子のいいところですね。非常に楽しかった。最後にバスケットボールをしたのだけど、みんな万能なのね。はじめてエアループダンクとか実際にみたよ。これでハンサムで、ちょ〜頭いいし、しかもジョークも洗練されてるんだから・・・。アメリカのエリートな若者はすごいんですね。バスケなんてもう15年ぶりかもしれなかった。日本人二人だけ小学生レベルのバスケをしていた。ボールに翻弄されてる無様な姿が、夜ゆえに広く見せずにすんでよかった。
明日はやっと7時半に起きればすむらしい。よかった。どこいくかはもうみるのやめた。
2007年01月16日(火)
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