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■ インド事の顛末 八日目
ホテルが心地いいので、あんまり外に出る気がしない。それでもスケジュールはやってくる。 今日は、紅茶工場を訪問。インド南部では最大規模とだけあって、結構圧巻な光景が広がる。なにより、コーヒーが飲めず常にお茶を飲んでいる私としては、とても興味深かったし、面白かった。立ちこめる紅茶の香りがとてもいい。毎日楽しんでいる紅茶がこのように作られるのか、と原理では知っていても、実際に工場とそこで働く人たちをみると、いろいろ思いはせるものが広がるというものです。 困ったことは、工場中、紅茶の粉末が広がっていて、くしゃみが止まらなかった。涙も汗もみんな紅茶味なんだろうなって思った。なにより、断崖絶壁に植えられた茶葉を収穫する人も、粉末のなかで働く人も、苦労が忍ばれるというものです。みなさん、紅茶は大切に飲みましょう。 興味深いし、身近と会って午前中はなかなか楽しく過ごせた。全く同じものを、今度は紅茶博物館で見せられたことには閉口しましたが。その後、ホテルに戻って昼食。一休みした後に、おもしろ写真を撮って遊ぶ。 その後、今度はこの地方最古のミルク工場へ。相変わらずだいっきらいな牛乳のにおいが立ちこめて吐き気がずっとしていた。まったく説明もスルー。さっさと終えて、今度は湖に行ってレクリエーション。ボートツアーを私たち、付加価値研究グループのみんなでのって、湖畔にある遊園地で少し遊ぶ。ぐるぐる回る遊具で気分が悪くなる人が続出して、深夜まで気分悪がるひとが後を絶ちませんでした。私はちなみになんかぶつけ合う車のアトラクションだけで写真を撮って遊んでいました。
ホテルに着くと、しばらくしてから、ヒルタさんと二人で暖炉の前で乾杯。なんだか、彼のおかげでずいぶんお酒を口にする機会が増えた。いやいや、タカユキ君と一緒にいたときは、もっと量とピッチは激しかったな。うん。彼は酒の師匠だ。色んな意味で。(もちろん、ああやって飲んではいけない、ということも身をもって教えてもらいました。彼には) 暖炉で延々と遊んで、夕食。少し庭に作られたたき火の前で、インド少女たちに星座の講義をしてから寝る。そうです。私は高校の頃、天文部だったのです。星座の説明なんて高校の文化祭でプラネタリウムの中でした以来ですよ。考えてみれば10年ぶりにしたことがインドにきてから多いな。サッカーとかバスケとか、天文とか。その度にもう若くないことを身をもって知る。
その後、部屋に戻るとルームメイトのネイトと部屋にある暖炉に火をつけて遊ぶ。とてもとても素直な人で、いい旅だ!いい部屋だ!いいシャワーだ!いい友達だ!という話を暖炉の前で明け方3時までしてともにベッドにつく。そうなんです。新婚旅行気分ですよ。リゾートホテルにくっついたベッドで二人で寝るなんて・・・。 明日はいよいよこのパラダイスを離れコインバトールに行きます。朝五時起きだって。
2007年01月17日(水)
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