NY州在住 <旧『東京在住』・旧旧『NY在住』>
kiyo



 インド事の顛末 九日目

 高原を後にする。延々と山を降りること数時間、途中、やはりここは非常に高度なところにあったのだ、確認できる雲海を見下ろす絶景をみる。排気ガスにまみれたこの国もそれなりに美しいところもある。

 その後、下山。リンゴとポテトの貯蔵庫と、ポテト市を見学。小さな町だったが意味がわからないくらいフレンドリーなインド人の群れだった。いきなり握手を求めてにこにこして去っていく人や、いきなり二人でやってきて、「俺らの写真とってくれ!」といって撮ったはいいが、デジカメの画像を確認もせずさっていくひとや、ヤギの群れを写真に収めようとしたら、いきなり昼寝中のヤギ使いが不思議なヤギ語を使って、ヤギをカメラのほうに向けてくれたり。いろいろ意味不明だった。

 その後、コインバトール市内に到着。ついたホテルは非常に豪華なホテルだった。今回の旅は、寝起きする場所が快適なのがいいね。ただ、やはりバーとか選択とか、いろいろサービスは高くつくから考えものです。いずれにしてもナイスな部屋じゃないか〜、いい旅だな〜と、ここでもルームメイトになったネイトは感動していた。ミシガン出身のとってもいいやつだ。かっこいいし頭いいしサッカー超うまいし、語学は堪能だし。お友達に「していただいている」気分がする。
 夕方以降は、希望者のみカルチャーセンターというところにいく。ヨガ教室があると聞いていってみたのだが、実際についたところは新興宗教的な施設で、きわめて不快だった。みんなについていくのをやめ、集団からはなれ庭でぼーっとしてすごす。こうしている友達が数人いるから、きっと私だけではないと思った。ヨガ体験にも入室せずエントランスでストレッチをしてすごす。今回の旅の汚点といってもいい。(旅の一員に創価学会のメンバーを見つけたことも汚点といってもいい。)一応、宗教画の壁画に足跡をつけて、軽くテロっておく。

 夕食後、カンファレンス。相変わらず、皆さん、スピーチが上手なこと。軽く洗練された冗談を交えながら要点を簡潔に話していく。ああいう技術はやっぱり練習すべきだと思うよ。
 その後、ホテルのバーで友達とお話して就寝。(私の部屋が別のパーティ会場と化していたので退散していた)明日はまた、炎天下の中、村まわりらしい。まいったね。

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2007年01月18日(木)
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