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■ インド事の顛末 十日目
なんだか朝起きるのがつらくなってきた。疲労がたまっているのがわかる。ホテルがより心地よくなったためもあるとおもう。それでもスケジュールはやってくる。 バスでまた、でこぼこ道を三時間。今度は椰子に囲まれた農園につく。村の有力者の豪邸で一休みした後、私たちのグループは椰子の実から繊維を取り出す工程を見学。インドでみた農業の試験的な試みの中でもっともいけるんじゃないかと思った。マーケットの展望も明るいし。機械が単純で大規模なのでみていて面白い。
その後、前述の豪邸に戻り、昼食。ホテルで持たされたお弁当を食べる。まずいサンドイッチと、ゆで卵とオレンジジュースとフルーツが入っている。(サンドイッチ一かけ、ゆで卵、ジュースでやめた)その後一休みをしてから、繊維取り出し工場を持っている人の、今度は農園を見て回る。 どうやら先駆的な試みとして、雨水を再利用したり、イリゲーションや木の自然的な配置によって、より効率的で安全な椰子の実栽培をしているらしい。まぁ、話が長いこと。やっと終わったと思ったら、うっそうとした椰子などの森林を三時間歩いて回るという。もう、説明を聞くのをあきらめようとおもったら楽しくなった。森の中を延々とハイキングしている気分だった。象がでるとかで、電気が通った柵にその農場は囲まれている来旨。そしてボディーガード役の犬と一緒に行動。はい、わかっています。象相手に、がどうやってボディーガードしてくれるのか、ってことでしょ。私もわかりません。彼は体が熱くなると独りでに川にはいって涼んでおりました。そして私の近くでぶるぶるするし。
その後、不思議な儀式も見学。子牛とかでてきて、すわ生け贄の儀式か、と思ったけど、ろうそくをくっつけながら祭壇の周りを一回りするだけだった。東西南北の神様にお祈りすると、いいことがある、ということで皆さんはいろいろやっておりました。私は、ほかの牛さんたちを遊んでいた。あと、「狂牛病とか気をつけるんだよ」ってアドバイスもした。
もう、埃にまみれ、日差しにやられ、疲れ切ってホテルに到着、シャワーの後食事。少しホテルのそばを散歩しようとネパール人にいわれたので、バイクとも車ともつかない、ピザ配達のバイクを大きくしたようなタクシー(『オト』というらしい)を帰路に乗せてくれるのならいい、といったらOKしてくれた。実際に乗った超気持ちよかった。東京にもあればいいのに。インド人の奴隷ごとたくさんつれてくればいいのにな、って。次の目的地(そうです、明日コインバトールを発ちます)でもできることなら乗りたい。 寝かせてください。もう目が開きません。おやすみ。
2007年01月19日(金)
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