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■ フロンティアという暗示
もうしばらく前に、新学期が始まっておりまして、なんかワシントンDCやらヴァージニアをうろうろした思い出など遠い昔のようです。ましてや、日本に帰っていたり、韓国にいたことなどもう・・・。若い頃の話のような気がします。
大体、学期が始まると、常に何かしなければいけないことに追われてるし(大概読み物だ)、なにかしら考え出させられることを強いられる。(大概書き物だ)
楽しかったなー。DCから少し南下した小さな街のモーテルに泊まり、近所のガソリンスタンド(コンビニがないので)まで朝ご飯と夜のおやつを買いに行き、「お〜やっぱイサカより生ぬるいな〜」なんて良いながら暖かな気温を楽しみ・・・。翌朝、エントランスの小さなスペースで提供された無料朝食のパンをかじり、受付の隣にある、近所にある観光名所パンフレットの束を見ながら、折角だからここに寄ろうか、などと話をするわけだ。
何が楽しかったのか・・・。
「ここに来た日本人なんて100人いれば良い方だろう」なんていうマイナーで、アメリカ人観光客しかいない、観光名所を巡るとぞくぞくする。 いってみれば、ネタ拾いのような気がする。 ヴァージニアとウェストヴァージニアの州境の小さな小さな街にある、鍾乳洞と自然形成された橋を訪れるときのドキドキ感は、コンテンツの内容もさることながら、誰も来たことがない所に行こうとしている自分の面白さだったりするわけだ。
100%アメリカ人にまじって何故か、私がぽつんといる、フロンティア感がいいね。それが私の旅の一番の目的かもしれない。ネタといえばネタでしょ?
以前仲の良かったある秀才娘が「私は勉強が好き」「私は勉強が好き」とつぶやき、暗示を自分で自分にかけながら、勉強に励んでいた。すごいなーって思いながら、今良いアイディアが浮かんだ。 この場所で読まされたり、聞かせられたり、考えさせられたりしていることは、実は前人未踏の世界へ背中を押されてるんだ、と思えば結構元気が出るかもしれない。そう考えれば、毎日の作業がワクワクドキドキするんじゃないか?
考え方の切り替えて人生楽しくなるもんだろうか? ・勢いで結婚しちゃった感が否めないが「私のダンナ様は世界一」と暗示をかけてみよう。 ・予約録画に失敗して『アラビア語会話』なんて録画しちゃったが「アシスタントは未来の俺の嫁」と暗示をかけてみよう。 ・まずいラーメン屋に入ったが「この店にとって私が最期の客」と暗示をかけてみよう。(ゲームでも応用可) ・うざい上司と毎日顔を合わせなければいけなくても、「こいつのリストラを見るのはもうすぐ」なんて暗示をかけてみよう。
あ、無理? うん。だから私も現実逃避して、今はダイビングに夢中だ。
2007年09月03日(月)
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