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2004年08月25日(水) 愛の言葉

アジやらホッケの開きの、骨の側にうすーく付いた身がこんがり焼けているのを
ぴろーっと剥がしてあなたにあげてもいいと思うくらいあなたの事が好きよ。

…っていうのはどうだろう。ぐっとくる?こないか。そうか。
いや、同僚がホッケ定食を食べていて、ぴろーっと剥がしてるのがすごく羨ましかったので。
似たパターンとして次のようなのも考えてみた。

煮込んで三日目のカレーの、鍋肌にうすーく張り付いたカレーの膜を
ぴろーっと剥がしてあなたにあげてもいいと思うくらいあなたの事が好きよ。

つまり、薄くてこんがりしたのをぴろーっと剥がしたのがこのうえなく好きっちゅうことやね。愛の言葉には向かないようだ。


などとくだらないことを考えてはいるが、実は原因不明のアレルギーでよれよれだ。
涙目、鼻づまり、くしゃみ連発、喉痛い、口の中痒い。一人花粉症か。
何なんだ。あまりに大量に蚊に食われたからかとも思ったがそんなわけないな。
喉が痛くなった時は熱が出るのかと構えたけれど、扁桃腺でもないみたいだし。
まあたぶん温度差アレルギーのひどいやつだろうと。

口の中が痒いので、おかきを食べておかきの欠片で口中をざりざり掻いている。
この方法に気づいた時は自分が天才かと思った。ってくらい気持ちいいんだ。
傷ついたりするだろうからよくないとは分かってるんだけど、痒いところに手が届くとはこのことかとしみじみ頷きながら、おかきをばりぼり食っているのだった。
内田百けんの「掻痒記」とか、筒井康隆の顔がすごく痒いって話とか思い出しつつ。


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