Diary?
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2004年09月24日(金) お茶会

23日は定例化しつつある吉祥寺お茶会に出席してきました。

今回のお題は「和菓子と白毫烏龍茶を愉しむ会」。
各自が和菓子を持参し、お茶は陶器と磁器の茶壷で東方美人を淹れてその違いを検証しようと。

私は普段めったに和菓子を食べませんが、それでも最近は少しずつお気に入りの和菓子が増えつつあったりします。昔の私を知る人はびっくりするかもしれません。田舎のばあちゃんの煮た小豆はそれはもう想像を絶する激烈な甘さで、その恐怖から抜け出すのに30年かかってしまったのですよ。

私は目黒「御門屋」の揚げまんじゅうを持参しました。プレーンと胡麻。おまんじゅうをそのまま揚げたのじゃなくて、皮がちょっとドーナツっぽくて餡もほどよい甘さで、中国茶となかなかの相性です。他の方が持ってこられたお菓子とその感想を。
 ・黒糖まんじゅう→黒砂糖と胡麻がたっぷり。私はすっかり黒糖にはまってしまって、今日のお昼に「黒糖いなり」を買ってしまいました。
 ・懐中しるこ→もう何年ぶりかわからない。懐かしくて感動。お湯を注いだ時の香ばしい香りが最高です。
 ・早生のみかん→早生だけあって、みかんらしい味ですっぱくて美味。最近の果物はみんな甘すぎると思うのです。
 ・豆餅→はじめて食べました。塩味でふわふわでおもしろい。そういえば高輪にふるーい和菓子屋さんがあってそこの豆大福の皮が美味しくて、この皮だけ食べたいと思ったことがありました。それは豆餅なのですね。和菓子について無知なもので。
 ・巨峰→これも甘酸っぱくて少し渋くて美味でした。種がないのでびっくりしました。

さてお茶。
陶器の茶壷は磁器よりもアクを吸うから味が違うといわれていますが、両方使って飲み比べることなんてめったにないので面白かったです。でも違いはよくわかりませんでした。ものすご微妙。幹事の黄さんによると、東方美人だからわかりにくかったのかもしれないとのことでした。

そうそう、このお茶会ではひそかに楽しみなことがあって、それは黄さんのお茶を淹れる姿を観察することです。日頃から「お茶を飲むよりも淹れる方が好き」と公言しておられますが、見ているとほんとうに淹れるのが好きなんだなあと感心します。なんかもう、ウキウキっていうか。図体のでかい男性が、ちっちゃーい工夫茶器を使っていそいそと淹れているのを見るのが毎回楽しみです。

今回は0次会と2次会も充実でした。
0次会は西荻窪の「夢飯」で海南チキンライスを。味がしっかりしていて、ビールと合います。トッピングにパクチー追加して、まずはチキンとパクチーでビールを飲み、あとでライスに三種類のソースを全て混ぜて食べました。我ながら天ざるのような食べ方だと思いましたが、これはおすすめです。ジャスミンライスの日があるみたいなので今度はそこを狙って行きたいものです。確か麻布十番のシンガポール大使館のあたりにも海南チキンライスのお店があって気になっています。近いうちに行ってみましょう。

2次会は、吉祥寺で沖縄料理。いつも混み合っていて入れなかったお店なのですが、今回はたまたま開店時間だったので一番に入れました。混んでた理由がわかりました。東京で食べた沖縄料理の中で、トップクラスの味でした。お店に入ったのが早い時間だったので、そんなにお腹すいてないと思っていたのですが食べてしまうのです。お店の雰囲気もいいし、安いし。海ぶどう、ふーちゃんぷる、てびち、イラブチャーとアボカドのサラダ、ゆし豆腐、じーまみー豆腐、みみがー、らふてー、沖縄そばの焼そば、そーきそば、などを食し、オリオンビールを飲み、野郎共は古酒の三合瓶をさんぴん茶割りで飲み干し、それでひとり4000円くらいでした。ああ、全メニュー制覇したい。しばらくは吉祥寺お茶会の2次会はここになりそうな気配です。

しかしまあ、よく食べてよく飲んだ日でしたこと。


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