知らんけど

2006年11月12日(日)

1週間日記をさぼった。さぼるといっても別に義務じゃないから好きなようにすればいいんだけどね。

今週は面接週間。月曜日に面接受けて、木曜日にも面接受けた。月曜日の方はまあなんとなく来てくださいみたいな感じだが、お断りする。木曜日の方はなかなか良いところだったが、まだ採用不採用の通知は来ていない。採用通知が来たら検討するつもり。まだまだ、面接を受けようと考えている。今の職場がどうとかこうとかよりも、色々なところを見に行き、話をすることはとても勉強になる。

元々は維持期や慢性期に焦点を合わせていたが、回復期とかでもいいかなと思うようになってきた。先日行った勉強会の影響もあるが、やはり療法士は患者さんの機能を回復させるのが仕事である。勉強会でも言われていたが、ICFなどは社会福祉の思想であり、療法士の専門性と混同してはならない。あくまでも障害者の機能を回復させる方略を常に模索しつづけることが重要だ。

もちろん社会福祉思想は大切だが、勉強会でも言われていた通り、それは療法士が目指すものではない。医師、看護師、療法士、MSW、家族、地域、患者に関わる全ての職種がそこを目指すべきである。社会福祉の視点こそ、チームアプローチが必要なのであって、療法士が行う機能回復はその一部分でしかない。セラピーとは治療なのであるということを改めて突きつけられたことで、今までの不明瞭な部分が晴れた気がする。

そうした気持ちの変化が、もう少し療法士としての技量を磨くことへの興味を持たせた。どちらかというと福祉や介護、ケア的な視点でセラピーを眺めることが多かった僕であるが、少し新しい境地を得たような感覚なのだ。


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