休みの日ごとに書いているから休日日記にでも名前を変えようか。
更にいくつかの病院や事業所へ見学に行ってきた。そこのスタッフと話もしてきた。見学や話の中で、やっぱり自分は今の職場に居る限り、療法士としての資質を今以上に向上させていくことはできないと痛感した。なぜかというと、やっぱり外には自分の知らない世界がまだまだたくさんあるから。今の職場にそうした外に開き、同時に上を目指すような方向性を感じない。あるのは、内向きの保身と下向きのリスク管理のみである。
ある施設の内定はお断りした。自分の中で盛り上がってきている脳科学の最新の知見とリハビリテーションの新しいあり方について、やはり施設ではつっこみ切れないような気がするからである。やはりリハビリテーション病院という、リハビリテーションを第一に考えている病院で、理解のある医師や病棟、そして他の療法士とともに、これまでにない新しい療法のあり方を探っていきたいと思っているからだ。
最初の頃は、そんなことを思ってはいなかった。今の病院に入職した当時は、やはりリハビリテーションとは何なのか?という根本的な部分が分からなくて、とても困惑した。そこから、リハビリテーションとはなんぞや?という疑問を解明すべく、様々な方面で行われる講演会や勉強会にも参加した。一時は、やはり福祉的な視点が必要なのではないかという思いを強くしたこともあった。機能回復なんて無理だろうってあきらめかけたこともあった。
しかし、今は多くの刺激の中から、本来自分が何をリハビリテーションに求めていたか、そして、今後のリハビリテーションに自分がどう関わっていきたいかが、明らかになってきたような気がする。恐らく、今が自分の旬なのだと思う。そのタイミングを逃したくはない。
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