知らんけど

2006年11月27日(月)

内定をもらっていた施設に、正式にお断りの電話を入れたが、なぜかとてもたどたどしいしゃべり方になってしまった。別にやましいところはないのにも関わらず、妙な罪悪感である。仕方がないじゃないか、悩んで悩んで自分のやりたいことの方向性を出しながら職を探しているわけなんだから。大体、見学させてくれと言っただけなのに、いきなり面接しちゃった施設側もちょっと勇み足だったんじゃないの?なんて屁理屈言って自分の妙な罪悪感を軽くしようとしてみる。

本命の病院から面接の日程の知らせがあった。仕事が終わってから家に帰るまで、家に帰ってからも携帯電話を握っていた。いつ電話が来ても出てやる。っていう感じで。電話が来たときは、別にまだ面接も受けていないのに「よっしゃー!」と雄たけびをあげた。今、気持ちが宙ぶらりんだから、早くなにかにすがりたいって気分なんだな。何日に面接です。というだけで、すごく安心するわけ。次は早く結果が来ないかな〜ってなるんだろうけど。

正直、明日にでも「退職願」を書きたい気分。別に今の病院を頭ごなしに批判する気は無いけれど、ダメだこりゃ。って瞬間が多すぎる。今までは何とか話し合って、新しい提案をしてとか、努力できたけど、あたしゃもうギブアップ。そういう気がないんだもの。スタッフに。当然の結果としてモチベーションが一気に下がりまくっている。こういう環境に満足できる方はどうぞ満足して働いてもらって結構。ただ、僕はいやだ。

内定への断り電話をした時に、あちらの担当者に「よろしければ理由を教えてください。」と聞かれた。そこではうやむやに答えたが、やっぱり僕は「治療者」としての療法士であることを優先したい。社会福祉思想的なケアを重視したリハビリが、リハビリじゃないとは言わないが、決して国家資格を持った療法士がしなけりゃいけないことではない。僕らがやることは他にあるはずだと思うんだよね。


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