英語教室で、まりなは私にまとわりついて甘えモード。 自分が興味のあるアクティビティーには少し参加するものの、 後は抱き着いて来たり、本をとりにいくといってだだをこねたり。 先生と一緒に遊ぼうという気持ちがないようです。 そんなまりなについついいらいら。
小さな子供のことなので、それがあたりまえとも言えるのかもしれませんが、 同じ年、同じぐらいの月齢の子でも、きちんと座って話が聞ける子がいます。 まりなも、ちょっと前までは積極的にクラスに参加し、 英語もいろいろと自分から口に出して言えるぐらいにまでなっていたのに ここで後退させてしまうのはおしい。 そこで、比較するのはよくないかもしれないのだけれど、そのきちんと話の 聞ける子と何が違うのか考えてみました。
母親どうしはクラスの前後に少し話ができるぐらいなので、 くわしくどういう生活をしているか聞いたことがあるわけではないのですが、 クラスではとてもおとなしく、優等生タイプにみえるその子も、 家ではとんでもなくおてんばだということ、毎日近所のお友達と沢山遊んでいるということでした。 月齢が上のお友達に感化されて、おむつも早いうちにとれたそうで。
かたや、まりなはというと、特に暑くなってきてからは、 友達と遊ぶ日が週に2日あればいいほうです。 しかも、そのうち1日は1時間託児にあずけただけ、なんていうことも。 近くの小さな公園にはもう何週間もいっていませんでした。 親の都合でつれまわしてはいるものの、まりなのために遊ぶ時間を 作ってあげたことがあったかな・・・・ 一人で遊ぶことになれてしまって、みんなで一緒に遊ぶことが 楽しいということをまだ知らない状態かもしれない。 また、家の中でもまりなが満足するまで一緒に遊んであげていたかというと それも自信がまったくなく。
そんなことを考えて、一念発起。 もっと積極的に遊んであげようと、 夕方すずしくなってから、早速公園へでかけてみました。 手押し車を押して走る姿はとても楽しそうで、 表情もいきいきとしています。 あぁ、こんなまりなの姿、確かにしばらく見たことがなかったなぁ、と あらためて反省。
公園につくと、幼稚園年少と1歳の兄弟とそのお母さん、 幼稚園年中ぐらいの男の子とそのお母さんの二組がいました。 兄弟の子たちとは今までも何度か公園で一緒に遊んだことがあり、 お母さんとも顔見知りだったので、 いっしょに遊ぼう!と声をかけてみました。 まりなは相変わらず、自分から近くにいくことなく、 砂場でもくもくと遊び始めましたが、 お兄ちゃんがこちらに興味を持ってくれた様子。 いろいろと話しかけてくれたり、おもちゃを貸してくれたりするうちに、 まりなもうちとけてきたようす。 お兄ちゃんがまりなの髪につけていたエルモのゴムを見て 「これ、かわいいね」と言ってくれたら、まりなの顔がぱぁっと輝きました。 「かわいいって〜!!!」といいながら、うふふふふと笑います。 とってもうれしかったみたいです。
それをきっかけに、今度はまりなからもいろいろと話しかけるようになりました。 まりながなにやら大きな声でいっているので、それに応えると 「ううん、違うのっ」と首をはげしく横にふり、 また同じようなことを言います。 私ではなく、友達に話しかけてるのだと気づき、それからは まりなが何をいっても様子をうかがうことにしました。
以前、公園にきていたころは、友達となかなかうまく遊べない、なんて 思ったりしましたが、やっぱり時期がくれば遊べるようになるんだなぁと 思いました。 友達と遊ぶことできっと人の話を聞くことも覚えていくのだろうし 友達が遊んでいることに興味をもって世界がひろがっていくのだろうな。
私は「自分が一番かわいい」タイプなので まりなをついつい後回しにしていた部分が多いだめ母ですが 二人でいられる時間ももうそんなに残っていないし これからは、もっともっとまりなを見て、できるだけまりなのために 時間を割いてあげようと思いを新たにした一日でした。 ・・・ま、この気持ちをいつまで持続させられるかが問題ですが(^^ゞ
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