
ひとりごと〜リターンズ〜
不知火
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| 2001年08月23日(木) ■ |
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| 「夏の漂泊編」 第2部 ��退院 / 第3部 �ゝ�宅 |
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天気 曇り
朝から俺はいつになくはしゃいだ気分だった。 もうすぐ家に帰られる。 いや、むしろ病院から出ることができると言うことが嬉しくて仕方なかった。
同時に、本当ならまだ山の上でバイトしている期間だったのに・・・ 山上にいたのならば、実家に帰らなければならないことを、 こんな風に喜んだりはせず、むしろ渋っていたに違いない。 と思うところがなくもなかったが、 それはそれで仕方ない。
ともかく、もうすぐ自由になれるのだ。
母親は午前中に迎いにくるといっていた。 「昼食はいりませんので」 にこやかに看護婦に告げる俺。
だが、昼前になって看護婦から受けた報告は気持ちを一気に暗くした。
母親は電車が遅れたため、現在名古屋にいる、ということらしい。
結局予定より3時間ほど遅れて母は到着した。 近鉄電車が遅れたために、新幹線に乗り遅れたらしい。 実際退院できる日程より1日遅れていただけに、 俺にはその理由が随分と不当なものに感じられた。
しかし、それでもこの病院から退院できると言う事実には変わりはなく、 この際何でもいいから早く帰りたい、という気持ちが勝った。
退院の準備をテキパキとすばやく済ませ、 手続きを終えた母親を追い立てるようにして歩き、駅に来ていた電車に乗り込む。 調度1時間数本の電車が来たところだった。
ほとんど逃げるように、俺は自分の入院していた病院のあるO町から出て行ったのだった。
第2部 O町某病院編 了
第3部 束の間のお茶の間編
O町から実家への道のりは長かった。 それでも、母親と一緒だったため、日頃決して乗らない新幹線にも乗り、 荷物も随分少なかったのだが・・・・長かった。
長い道のりを経て、ついにたどり着いたのは大阪府は某市の我が実家である。
家ではまた、当然のように起きて待っていた父親がいた。
なんとなく、家族に心配もかけたし、数日は実家でゆっくりしようかな・・・と思う。 しかし、退屈続きの生活をしていた俺にとって、 帰って来た家ではすることがあまりにも多かった。
部屋の片付け、 盆にしそこなった墓参り、 止められた携帯の復活。
すべきことをリストアップし、 親父が持ち帰っていてくれた荷物を片付け、 それだけで夜は随分とふけていた・・・・。
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