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ひとりごと〜リターンズ〜
不知火
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2001年09月04日(火) ■
「続・漂泊編」 第一部� ‐硝椒織�シーあいのり。

この日の行程:松本〜上高地〜穂高岳山荘CS
 天  気 :曇り 一時 雨

さてさて、昨夜急行ちくまに乗った俺は、朝には無事松本駅に到着した。
松本駅から電車で乗り換えて・・・・

と考えていると、駅の外からホームに向かって声をかけてくるおっちゃんあり。

「もう切符買っちゃいましたか?」
まだだ。

「上高地まで行くんならタクシーあいのり料金で3000円になりますけどどうですか?」
本当は15000円かかるところを、5人全員乗れば3000円なので、その料金でどうか、というのだ。
相手はどうやら松本タクシーのドライバー。
上高地からの帰りの客を本来の目当てにしているため、上高地までは客がゼロでも行く。
だから、もし俺1人でもあいのり料金の3000円で行ってくれるというのだ。

ちなみに、電車で行った場合は2800円ぐらい(だったと思う。)。
ほんの少し高くつくが、時間的にはタクシーの方が圧倒的に早いし、
俺なりに考えるところがあったので、この話、あっさり受けた。


数分待つったが、結局乗るのは俺1人らしい。
まぁ天気もあまり良いわけではなかったから・・・当然かな。

タクシーに乗った俺は、運転手さんに積極的に話しかけ、情報収集に力を入れる。
天気の様子、他の登山客の様子、何故そんなに安くできるのか。

そしてもっと重要なことは、

「この辺でこの時間(午前5時半頃)にあいているスーパーか、野菜売っているコンビにはありませんか?」
かなり無茶苦茶を言っているのは自分でもわかっている。
が、電車の中で野菜を買い忘れたことに気付いた俺には死活問題なのだ。
少しでも可能性にかけなくてどうする。

「ないと思いますし・・・コンビニに野菜は売ってないと思うんですが・・・」
といいつつも、途中にあるコンビに一軒一軒に泊まってくれる。
3000円固定だというのにサービス満点だ。

最悪の事態に備えて、最初のコンビニでソーセージだけは多めに買っておいた。
野菜が手に入らなくてもこれだけでなんとか食いつなごう・・・。(米、茶、カレールーはある。)

と思っていたら上高地に向かう最後のコンビニで人参、ジャガイモ、玉ねぎを発見!!
嬉しくなってつい、必要以上の量を買ってしまった。
この重荷が後で自分を苦しめるとも知らず・・・。


上高地からは岳沢ルートを使う。
普通、穂高岳へ行く人はだいたい、横尾谷から涸沢岳を経由していく。
そちらの方が楽だからだ。
岳沢ルートは勾配が急で、しかも一日で3000m以上まで高度を上げてしまうのであまり使われない。
が、なんか敢えてそっちを選んでしまった俺。

かなりだるくしんどかった。
が、前穂高岳で大学生っぽいパーティを追い抜いた時には、
「何時間ぐらいでここまで来ました?」
「6時間ぐらいかな?」
大した時間でもないのだが驚く彼ら。
優越感バリバリの瞬間。
見たか、単独行の身軽さを。
その後、後ろから彼らが歌う、「空もとべーるはずー♪」という声が聞こえてきた・・・。(←伏線:笑)

奥穂高岳では、どうしても今山行最高地点での証拠写真が欲しかったため、
誰かにシャッターを押してもらいたかったのだが。。。。周りに誰もいない。
天気悪いから早く先に進みたいけど・・・・ここは待つか。
ほどなく、奥穂高岳直前で抜いた西洋人っぽい人と、日本人女性のカップル(?)が到着。
記念写真を撮ろうとしていたので、
「シャッター押しましょうか?」
親切そうな顔で出て行ったのは言うまでもない。

今日の泊まりは穂高岳山荘でテントを張る。
夕食には例のコンビニで買った野菜を使ったカレーライス・・・だが。。。。

久々の山での調理、いろはがなってない。
不味い・・・。

穂高岳山荘のバイトも愛想がわるくていけない。
あまり良くない思い出の地となりそうだ。