
ひとりごと〜リターンズ〜
不知火
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| 2001年09月07日(金) ■ |
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| 「続・漂泊編」 第一部�ぁ ̄震燭僚于颪� |
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この日の行程:西岳ヒュッテCS〜常念小屋CS 天 気 : 雨 西岳ヒュッテCSでテントを張っていた俺。 結局昨日西岳に辿り着いた頃には雨、俺の疲労も限界近かった。 そして今日も朝から微妙な天気。 台風が近づいているという情報もありほとんど動く気になれない。
が、しかし動かないわけにはいかない。 なんと、隣にテントを張っていた人が出発したからだ。 他にテントはなく、俺だけが出発できないというのは悔しくてしょうがない。 また、単に悔しさばかりではなく、台風はまだ今日は来ない、という情報も入ったからだ。 少しでも今日のうちに先に進んでおいた方が良い。 そういう冷静な判断に基づく。
しかし少し出発が遅れたことなどもあったので、 今日は最悪の場合は予定を変更して大天荘までにしようか、とも考えた。 が、大天井岳に辿り着いたのが案外早かったので、そのプランを打ち消す。
もっとも、大天井岳で下降路を間違えた時は昨日よりも恐怖を感じたが・・・。
大天井岳から常念小屋CSまではトボトボと一定のペースで、しかし休まず3時間、歩き続ける。 はっきり言って雨が体温を奪うため休憩したくなかったんだ。
やがて、辿り着いた常念小屋。 雨ですっかり手がかじかんでいる俺にキャンプ届をかけというフロントの小僧。
しかし、こんなところで敗北を認めてたまるかという意味不明のプライドで書き尽くす。 書かなくてもいいサークル名まで。
そして・・・・奇跡は起こった。
「え?こんなサークルあったんですか!?」 クライミングをやるサークルなんてうち以外にないだろうな、あの大学には。 どうやらこいつも同じ大学らしい。
「入りますか?」 「入ります!ていうか今入りました!!!」
こういう威勢のいい阿呆は大好きだ。 俺だけでなく、他のメンバーたちもこういうキャラは歓迎するだろう。 早速住所と電話番号を交換し、俺はテントに帰る。
その後、1��100円、と今までより随分安い水を買いに行った時、
「ああ、水?そこから勝手に持っていって」
セルフサービスか。 と思って、水を入れ終わった後300円払おうとしたら、
「ただでいいよ」 と言ってくれた。 これも彼の差し金だろうか? なんて嬉しい気遣いだろう。 山の中で水に勝るプレゼントはありえないかもしれない。
彼の名は堀金君(仮名)。 今後活躍してくれることを切に祈る。
夕方、テントの中で暖まっていたら、 隣のテントの大学生パーティらしき人々が外に出てはしゃいでいる。
「雨やみかけてる!夕焼け見えてるで!虹でてる虹!!」
夕焼けに虹か・・・。 明日はどうやら晴れるかな・・・・。
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