
ひとりごと〜リターンズ〜
不知火
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| 2001年11月16日(金) ■ |
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| 紅葉物語�ぁ〔斉�香物語 |
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朝、早起きして奈良へ向かった俺たち。 今日は今日とて奈良は明日香村の紅葉を見ようということになった。 飛鳥といえば、俺ら大阪府民にとっては遠足スポット。
小学校から、個人的に行ったのを含めれば・・・・6〜7回は行っているのではないだろうか?
悪いけど大阪の観光名所なんかよりよっぽど知ってるよ。
近鉄飛鳥駅から、今回ははじめての試みとして自転車をレンタル。 一度やってみたかったんだ、これ。
なぜって、歩くのは好きだけど、梓ちゃんも俺も一箇所に長く留まってゆっくり見るタイプ。 移動時間を削られればそれに越したことはあるまい。
コースとしては、
猿石→鬼の俎、鬼の雪隠→橘寺→川原寺→石舞台古墳→酒舟石→飛鳥寺→高松塚古墳。
こうやって並べてみると盛りだくさんだな。 実際、猿石、鬼の俎、鬼の雪隠、石舞台古墳、酒舟石なんてほとんど見るところがないので、 割とさらさらっと通り抜けたものだったが。
長時間楽しめたのは橘寺。 聖徳太子の生まれた寺・・・というのは間違い。 聖徳太子の生まれた地に建立された寺、というのが正解らしい。
この寺にしても、他の寺にしても、飛鳥では随分とお寺の雰囲気がいい。 文化遺産にも数えられそうな仏像に、ほとんど目の前まで近寄れる。
「仏像に手を触れないでください。」
とはあるものの、柵などが設けられているわけではない。 そんなに観光客を信用してもいいのか? と思うのだが、実際そこに仏像が残っているのだから、今までそれでやってこられたのだろう。 このあたりとは随分京都とは違うな・・・と思った。
俺はもともと大阪でも山一つ隔てれば奈良、というところに住んでいるためか、 この奈良の雰囲気は結構好きだ。 もしかしたら、京都、大阪、神戸、奈良、と並べられても奈良が一番自分と合うかもしれない。
おっと、橘寺の話だったか。 橘寺というと、二面石と本堂の仏像だけ見て帰る人が多そうだが、 この寺は他にも色々な建物があり、そのほとんどが拝観可能だ。 しかも、かなり中まで入れるし、特に中に見張りがいるわけでもないので、 かなりのびのびした気分で拝観できる。 この、観光客を信用しきった態度が、逆に観光客を悪事から遠のかせるのかもしれない。 が・・・ まぁ、しかし事が起こってからでは遅いのが防犯というものだから、 この件に関してはこれぐらいにしておこう。
後、面白かったのは川原寺。 これは・・・みなさん行ってるのに気付いてない人が多いのではないだろうか? ほら、橘寺の向かいにあって、だだっ広い公園になってて、 お寺(?)の柱の基礎みたいなやつだけが埋まってるところ。
わかんねぇかなぁ?
まぁいいや。 ともかく、そこが川原寺遺跡。 そこには、もちろん川原寺ってのもあって、 今回初めてそのお寺の方に入ってみた。
なんか普通のお庭みたいになってて・・・・。 これ、本当に拝観できるのか? なんかさっきお爺さんがコンビニの袋もって入って来たけど・・・ ああ、あっち側は家になってるのね、なるほどなるほど。 あ、なんかテレビもついてるのが見える。 生活観漂うなぁ。 という感じだったのだが、入ってすぐ正面の壁に
「本堂拝観希望の方は声を掛けてください。 住職の説明つき 150円」 というような意味のことが書いてあった。
・・・・。 ちょっと・・・声かけにくい雰囲気。 しかし、意を決して声を掛けて・・・・
見る前に近寄ったら向こうから出てきた。
あ、さっきのお爺さん。 着替えてる。 住職さんだったんだ。(考えてみれば当然か)
御住職、拝観させてくれと頼めば、中へどうぞと扉を開ける。
中には、本尊と思しき十一面観音像(だっけ?)と四天王(こっちは確実)の姿。
そして座れと勧める住職。
「あの・・・・拝観料は?」 「そんなに慌てなさんな、ものには順序というものがあります」
というような内容を流暢な奈良言葉で話される。 俺でも少し理解し難く、梓ちゃんには半分も理解できてない模様。
「は、はぁ」 「さて、まさしくここはお寺です。お寺に来たからには先ずはお参りをして下さい。」 「は、はぁ・・・」
よく分からないなりに、しかしご尤もだと思いながらお祈りを、もといお参りをする。
「終わりましたか?こちらには朱印を押しに参られる方もいらっしゃいますが、 こちらは必要ですか?」 「い、いえ・・・」 「それでは300円頂きます。」 「??」
はい?
「300円頂きます。」
ああ、もしかして拝観料? 俺ぁまたてっきりはんこ押してもらうなら300円かと思った。 二人で300円ってぇことね、はいはいどうぞ。
そして住職のありがたいお話が始まる。 なんかはじめのほうで一発ギャグが飛んでいたが、俺はすぐに反応できなかった。 まさかそういうギャグが飛んでくるとは思わなかったからだ。
住職曰く。 「飛鳥に来たら地面に埋まってるものばかりで、下ばかり見て帰ります。 人によていろいろな感想をもたれますが、よかったというひともいれば。。。」
ふむふむ。
「あ、スカでした、という人もいらっしゃいます。」
はい?
「わかりませんでしたか?そちらの人は分かったようですね、後で教えたげてくださいね、 そんなことはもう二度といいませんから。」
ここでやっと意味を理解した俺。
この後も住職のマイペースでドンドン話は続くが、 やはり言葉が流暢過ぎてあまり理解できない。
そして、一通りの話が終わったら、 「さて、後はご自由に仏像の方を拝観してください。 ただし、重文(重要文化財)に指定されておりますので手は触れないこと、フラッシュはたかないこと、 以上は守ってくださいね。 後先程の話でもっと詳しく聞きたければ、私も喋るのが仕事ですから一晩かけてでも喋りますよ。」
いらんいらん、いやおもろいけど・・・・
と、こんな感じの川原寺。 機会があったら行ってみたらいいっすよ。
いやいや、新たな発見の多い飛鳥観光でした。
追記。
先日のフグの件ですが・・・ 通天閣に行った時、謎が解明されたと書きました。 奈良の帰りに大阪により、通天閣を見に新世界へ行ったのですが・・・・ 通天閣は時間切れで見られなかったのだが、フグはそこにいた。
「あ、これこれ!!」 確かに、道頓堀で見たのと同じフグの巨大な奴がいる。 ああ・・・そうか・・・・ここが本店だったのか・・・。
しかし・・・・観光客って・・・この間のカニ道楽、食いだおれといい、 こういうの写真に撮るものなんですね・・・。 ちょっとビックリでした。
<予告>
歳をとったな・・・と思う。
昨日あれだけ歩いただけで、 耐え切れないこの眠気。 そんなに疲れた気はしなかったのだが、身体は正直だった。
若いな・・・・と思った仲村君との再会。
次回 「紅葉物語�ァ〆弌�
見逃した!夜間特別拝観!!
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