今、うちの学校では落書き事件が問題になっている。 創設者の銅像が半分だけ赤く塗られていたり、 「校長死ね」「ツブす」「殺す」なんて言葉が書かれていたり、 すごくひどいことだと思う。 そして、それを消したのは、 生徒会や朝練をしていたクラブ員だそうだ。 今、うちの学年から実行犯だと 言われている生徒が自宅謹慎になっていて、 生徒たちの間で署名が集められたりしている。 今日の朝礼では教頭が落書き事件について話した。 だけどね、やっていない生徒に向かって怒鳴っても仕方ないと思うんだ。 私は、学校全体に対しておかしいと思う。 落書き事件については、ここ1ヶ月間の朝礼で 毎度のごとく話されているけれど、 他にも、みんなの前で話す大切なことがあると思うんだ。 中学のあるクラスの生徒が、妊娠している先生の授業の時に 爆竹を仕掛けて爆発させた、という話を後輩から聞いた。 私はその生徒の行動を信じられなかった。 だって、そんなことして流産しちゃったらどうするの? そして、ただ一つのことばかりを同じように話す 教頭や校長も信じられない。
今、「これからのうちの学校」とかを話す前に、 生徒たちに「生命の大切さ」を説くべきだと思う。 別にそれは校長や教頭じゃなくたってできる。 担任でも、家庭科の先生でも、保健の先生でもできる。 なんか、順序が違うと思うんだ。
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