2002年02月06日(水) 暗がり


私が使っている山手線は、ラッシュ時でも割と空いています。
そのため、電車の中で痴漢にあったことがありません。
けれど、家の前や道端で数回痴漢にあって、
私は暗い夜道や、後ろからの物音を怖がるようになりました。
小学校低学年の、まだ「痴漢」という言葉すら知らない私を
つけてきた学ランの男子中学生。
マンションの郵便受けの前で、
何をされたのか分からぬまま立ち尽くしたこともありました。
自転車をしまうために倉庫のシャッターを下ろしている時、
自転車で素早く近づいてきて、後ろから痴漢されたこともあります。
その時の男性はまだ少年と呼べる姿で、
その日の帰り道、横断歩道の向こう側に居た人でした。
私をつけてきたのだと分かり、
それ以来、私は背後の車輪の音に敏感に反応するようになりました。
シャッターを上げ下げする時の周りの人影にも、
夜道を歩くこと自体にも、です。



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