夏休みに入ってすぐ、後輩に手紙を出した。 1学期の終わりごろから登校拒否になっていると聞いて、 心配になったからだ。 余計なことかもしれない、 私の安直な言葉なんかではどうにもならないかもしれない、 そう思いながらも、何もせずにはいられずに出した手紙。
その返事が返ってきた。 私が合宿に出ると顧問から聞いて、楽しみにしてくれていたとか、 私の「力になりたい」という言葉で心強くなってくれたとか、 私の手紙で感動して泣いてくれたとか、 手紙を出した私まで嬉しくなるようなことばかりが書いてあった。 このHPや手紙のように、自分の書くもので 幸せな気持ちになってくれたり勇気づいてくれたりするのが こんなに嬉しいことだとは思わなかった。
力になりたい。
簡単にそう考えてしまう私自体が安直なのかもしれないけれど、 それでも、だれかが本当に元気になってくれるなら そう思うことは無駄じゃないんだ。
|
|