2003年10月30日(木) I want it that way


彼との電話のあと、洋服からパジャマに着替えた。
時間は夜中の一時半。
着替えずに、ずっとしゃべっていた。
いつもなら、着替えずにきゅうくつなズボンだけ脱いでブラジャーのホックをはずしただけで寝てしまうのだけれど。
彼が貸してくれたbackstreet boysのCDを聞いてみる。
「You are my fire」
うんうん、そう、彼は私の炎。
「Tell me why」
歌の中で声がくりかえす。
今さら過ちに気づいても遅いのかな。
でも、信じて欲しいんだ。
今の私だけは真実だってことを。
彼を好きだという気持ちだけはいつだって真実だってことを。
そんな言葉すらもう効き目なんて持たない。
恋の魔法は、もう解けてしまったのかな。
手放しでお互いを好きでいることはもうできないのかな。
都合がいいかも知れないけれど、それでも待っていたいんだ。
いつかまた、そんな日が来るということを。
パジャマから、私の大好きな彼のにおいがした。
洗濯物のにおい。



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