● おさるのひとりごと ●


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2002年06月30日(日) 山の郵便配達

今日は一人でこの映画を見に。
・・・(;_;)
父さん・・・息子ぉ・・・そして次男坊(笑)。
みんないい味だしてました。ほんとにほんとにじんわりと心あたたまるお話しで
これは私が見た映画のベストなんとか(10とか5とか?)に入ります。
確実に。
運ぶのは物としての郵便だけじゃなくて人の『想い』なんですねぇ。
色んな事情があって色んな想いがあって、そして色んな心がある。
そうして人と人とは繋がって行き、親と子も繋がって行くのですね。
お勧めです。見て下さい。


さて、全然話は変わりますがうちの父さん。
どうやら地元の新聞に載ったらしい。(母さんから電話があった。)
なんでも、ビルの換気口に巣を作ったハヤブサのひなが親とはぐれて保護したとか?
それが次々に4羽も続いたとか。
父さんは毎日せっせと世話をし、1週間ぐらいたち体力も回復した頃、親がまだ
その辺にいることを確認して放したとか。
で、やっぱり寂しいのかそれから毎日毎日空を見上げてるそうです。
無事に親に会えたのか。元気に空を飛んでいるのか。
毎朝4時に起きて空を見上げる父さん。
いつしか近所の人も一緒に見上げるようになったとか。
うちの実家のある町内は飲み屋だらけの(田舎の)歓楽街なのですが、そんな中
うちの父さんをはじめとする町内の方々がハヤブサを心配して空を見上げる様を
想像するのはなんだか物悲しくもあり、心あたたまる話でもあり。
でも、みんなで同じ想いで空を見上げられるのはなんだか幸せかなぁ、とも思ったりします。
私も遠くからその見えない空を一緒にみよう。


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