昨日の朝から、東京では雷ががんがん鳴り響き、雨がざんざか降っている。台風の影響ということだが、なんだかすごい。 これはσ( ̄∇ ̄)だけかなぁ・・・。 台風とか、嵐とか、雷鳴とか、稲妻とかそういうのにときめいちゃうのよねぇ・・・。不謹慎だと思うんだけど、なんだかわくわくしちゃってねぇ。 何も、今に始まったことじゃなくて、さかのぼること20と余年。夜、寝る前にものすごい嵐が来て、空に亀裂が走るかのような稲妻ががんがん光っていたあの日。σ( ̄∇ ̄)は、わざわざ窓辺に擦り寄っていって、その様子を食い入るように眺めていたのである。・・・・あぁ、なんてきれいなんだろう。あの胃の底に響くような音もいい。心配して部屋まで様子を見にきた母親は、娘の雷にときめく姿に「かわいげがなかった」だの「ひいた」だの、後年、散々にコメントしてくれた( ̄∇ ̄;) それからも、雷がやってくるたびにときめいて、雨さえ降っていなければ表に飛び出していこうとしたσ( ̄∇ ̄)を、周りの大人たちは血相を変えて止めていたものだ。 昨日の朝も、いきなりの襲来に、それまでふわふわと眠気と戦っていたはずのσ( ̄∇ ̄)はすっかり覚醒し、1人で「空の芸術」を堪能していた。そうしたらもうすっかり眠くなくなってしまい、ベッドでまどろんでいるうちにバイトへ行く時間がきてしまった。 ( ̄□ ̄;)!! 1時間も寝てないじゃん・・・・。 しかし「雷を見ていたら眠れなかったので休ませてください」などという理由はきっとどこの場所でも通用しない「いいわけ」なんてくらいは、いくら世間知らずのσ( ̄∇ ̄)でもちゃんとわかっていたので、せっせとシャワーを浴び、化粧をして、何とか家を出たのである。 土曜日の新宿は、若者が多い。 普段はサラリーマンとかの姿も見られるのだが、土曜日だけは全く別で、どこかの大学の飲み会やらコンパやらにいそしむ若者でごった返す。いつもの通り道であるコマ劇場前も歩きにくいったらない。だいたい昨日は雨も降っていたので、きっとそんなに人は出ていないだろうと踏んでいたのだが、それは勤め人だけの都合であって、お金にも時間にも恵まれている学生連中に、そもそもお天気なんか関係なかったのである。 が・・・・。この日、元気だったのは学生連中だけでなくて、あんな天気だというのに、うちの店はよく混んだ。 土曜日だというのに仕事があり、その上こんな天気ときたら、もう飲まずにはやっていられないのだろう。 そんなおじさんたちを見て、σ( ̄∇ ̄)はしみじみ思った。 せっかくの嵐の日・・・・σ( ̄∇ ̄)だったら家から窓を臨んで、空が光るのを眺めているのに。傍らにチョコレートと水割りでも置いておけばそれでいいのになぁ。 唄いたくもないデュエット曲を熱唱する中、ふと工藤静香の「嵐の素顔」が頭をよぎる(笑)。 やっぱ、台風の日はこの歌だよなぁ・・・・。 無理矢理にでも(振り付きで)唄えばよかった(-。-)ぼそり・・・(爆)