2001年08月05日(日)
カラダ半分の雑記帖
 愛するお前へ。

 お前が急にいなくなったことに気づいたのは、2〜3日前だったような気がします。
 そして今日、あたしの不安はついに爆発してしまったのです。

 お前の中には、疲れきったあたしの文字で、自分のカラダの調子のことや、都を離れる決意をしたこと、まだ未発表の作品群・・・・・色んなことが書かれているのです。2度と同じモノが作れないあたしにとって、お前がいなくなってしまうということは、片腕はおろか両腕をもぎとられてしまったような感じなのです。

 爆発した不安は、次々に新たな不安を呼び起こし、
 やがてアタックとなって表層化しました。

 お前がいないこと・・・イコール自立すらできなくなる・・・・・。

 という、支離滅裂な方程式でアタックはあたしを襲います。
 泣きながら、まだほとんど片付いていないこの部屋を、隅から隅まで探しました。
 お母さんも、あたしがあんまり取り乱し、わあわあ泣いて、
 片付けてるのか、逆に散らかしているのか、
 わけのわからない状態になってしまっているので、
 お前を探すのを手伝ってくれました。

 頭がザンザンします。
 呼吸もハアハアします。

 でも、お前が見つからないと不安で不安で、
 多分見つからないままだったら、夜中・・・・翌朝まで
 こんな状態が続いていたかもしれません。

 いつもお前を抱えて、あたしは家中をウロウロしていたんだね。
 多分、一緒にいないと、
 何かを感じた時に何もできない自分を責めるから、
 だからいつも抱えていたんだね。

 東京にいたときもそうだった。
 電車に乗るとき、
 ピルケースとお前は必ずあたしの鞄の中に入っていた。
 そしてソラナックスを1錠飲んだら、
 お前を膝の上に広げていたっけ。






 イレギュラーに入ったお母さんの部屋の電話のところに
 お前はいた。
 お母さんがお前のことを見つけてくれたんだ。

 ホッとして、また、ワァーーーーっと泣いた。
 それに「ありがとう」を言うのも忘れていた。


 ありがとう、お母さん。
 こんな、どこにあるようなノートでも
 あたし・・・・・・
 失ったままだったら、また自傷行為に走ってたかもしれない。
 そこまで不安だったんだ。


 ありがとう、お母さん。
 見つけてくれて、ありがとう。



あさみ


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あなたの毎日にずぅむいん・・・・

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