2001年10月03日(水)
日記を思う 〜自己顕示欲ってなに?〜
 観てきました。




「ブリジット・ジョーンズの日記」





 話題の作品です。
 感想は・・・・・・。
 まぁ、一言で言えば「ライトで、楽」
 よくよく考えてみるようなことをしなくても、話は進展してゆくし
 ブリジットの軽いノリと男性遍歴は、
 確かに独特ではあるけれど、今の日本の30代女性の方がずっと深刻で
 面白味もあるような気がして、
 きっと、こういう映画は
 エゲレスの人よりも日本人の方が上手に作る気がしました。

 お国柄を背負った「感覚」の違いでしょうな。

 日本のOLや主婦たちに大絶賛とのことでしたが、
 あたしは、OLでも主婦でもないので、
 その気持ちがあんまりわからない・・・・というのもあるのかもしれません。

 あと、どうしてあれにR15指定がついていたのか、
 「バトルロワイヤル」のとき同様、不思議でなりません。










 さて。






 世の中には色んな人間がいるのだなぁ・・・・と思う。
 「表現」「表現」と繰り返しているあたしは
 きっと自己顕示欲の強い方なんだと自分で思い込んでいたのだが、
 あたしのは、全然フツーのレベルだったのかもしれないと思い直したのである。


 じゃあ、フツーとそうでない境界って何だ・・・・?


 当然ぶつかる疑問である。
 先日、某大手掲示板サイトから、あっちこっちへと波乗りしてみて
 あたしの疑問は、愈々の処にまで膨らんだ。
 そして、「個性」と「自己顕示」の違いについても、よく判らなくなった。
 もっと言うと、それぞれの個性が自立しているかという点と
 自己顕示欲とのつながりみたいなモノも存在しているような気がしているのだけど
 それが一体、何を意味しているのかはわからない。


 判らないことは・・・・知りたい(笑)。


 信じられないくらいに自己顕示欲も個性(アク)もバリバリに強いくせに
 何か一味足りない人。
 ふわふわと、ただWEB上に自分という1コを投影しているだけなのに
 妙な存在感がある人。
 人、人、人。
 自分もその中のどこかにいる、1コ。


 日記をWEB上に載せているという事に関しての「責任」というのは
 問われるべきものなのだろうか・・・・?
 これもよくわからない点のうちの1つ。






 あるモチーフを取り上げて、叩いたり、叩き返したり
 良いといって称賛したり、サイトによってやっていることは色々。
 (うちでは、他人様の詠んだ歌に披講させて頂いてもいる。)
 そのモチーフが、ある特定の「人」「サイト」だったりして、
 称賛しているうちは穏やかに治まるところ、
 叩きのめして嘲笑まで入ると、大騒ぎである。

 「私は関係ない。」
 今まではそう思っていたけれど、
 疑問を持ってしまうと治まり付かなくなってしまうのが己が悪癖(笑)。
 入り込むつもりもない、見ているだけで心臓にも悪い、
 でも気になっちゃうの(アホ)。


 WEBの法律は不文律。
 互いの良識だけに委ねられている。
 でも、そろそろちゃんとした法律を作らないと
 やばいような気がするなぁ。

 あんなに沢山のネットがらみの事件が起きてるんだから、
 IT、ITって叫ぶ前に
 整理整頓から始めては如何かと思うわけなのである。

 「表現の自由」が憲法で保障されているのをいいことに
 インターネットというツールを使って「表現」を冒涜するのは
 如何なものか?
 平和な国ならではのいざこざ・・・・で治まっているうちはいいけど。



 自分の表現をめった刺しにされた挙句、夢まで潰され、
 ネットの世界から姿を消した少女。
 出会い系がもたらす、殺人やそれに准ずる事件の数々。

 「放置」も美学。
 それもまたよかろう。
 しかし、人の命の潰える事まで放置し、
 それを「美」とするその感覚・・・・
 あたしにはちょいとばかしズレているように感じる。


 いずれ、この国は、「表現」することすら怖くて出来なくなってしまうのでは
 と、危惧さえする。
 米国のITバブル崩壊よろしく、
 いずれ、この国は「美の追及」から1番遠い存在になってしまうのかも。
 インターネットの所為で。
 こんな便利なツールが
 たった一握りの悪に潰されてしまうのだとしたら
 ちょっと切ないね。





 と・・・・。
 ネガティブな方向へ持っていったのは、故意です(笑)。
 今、世界が動こうとしているのだから、
 それに便乗してこの国も綺麗に掃除できたらいいなぁと
 ほのぼの思うだけなのだ。


 ポジティブに思うのなら・・・。
 あたしは頑張りたい。
 
 もっともっと強くなりたい。
 1コとして強くなりたい。
 フツーでも、そうでなくても、どっちでもいいから、
 のびのびとしていたい。

 あたしは元々、「自分が生きていた証拠」のようなものを求め続けてきたのだから
 これからもそれをやめなければいいのだという結論に
 辿り着くには着いた。


 でも、こんな結論で満足するあたしではない。
 もっと別の、もっと違った何かが沢山ある筈だ。
 書くことが、演じることが、HPを閉鎖しないことが、
 あたしのチョイスした刺激であると信じたい。

 絶対に、逃げない。
 プライドを賭して、あたしは逃げない。





 あ、そうそう。
 ブリジットも言ってました。



「日記なんて、大した意味なんかない。
誰に見られても、それがそのままのことなんだから。」












 あの映画で、唯一あたしが納得したシーンでもあった。
 よい刺激になりました♪








追記

 ふっふっふ・・・・。
 手に入れてきましたよ・・・・・例のブツ(ガオ&アギトのパンフ)<アホ
 今日は、本来の目的以上に興奮しました♪<どアホ
 やっぱり恥ずかしかったです。

 モデル系女優のお好きな方なら
 本編に興味のない方でもお楽しみいただけるでしょう♪
 あと、元・光GENJIファンの方も必見でしょう♪
 ズバリ、丸尾くんみたいでしょう♪
 

あさみ


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あなたの毎日にずぅむいん・・・・

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