2001年10月13日(土)
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ゲージツとは常に迫り来るもの |
あは♪ 昨日の日記を早速マイおかんに検閲され、妙な気分ばりばり。 そんなことよりも何よりも。 東京への旅やら、日々のんべんだらりんと暮らしていることやらの間に、 ぐゎっっ!! と入ってくるものがある。 あたしはそれを「ゲージツ」と思い込んでいて 敬意を表し、そう呼ぶことにしている。 あたしの生み出すものが「ゲージツ作品」として認められるか否か、 それは、批評者の皆様に委ねられる処であるが、 創る瞬間というもの・・・・これは、自分を騙してでも 「ゲージツ」に対峙していると思い込まなければやっていられない。
これは、あたくし同様、文字を書く人でも 絵を描く人でも、写真を撮る人でも、踊りを踊る人でも 彫刻・建築・照明・音楽・・・・全てにおける演出でも 全く同じ事が当てはまる気がする。
現実逃避のために、難しいことを云うのはよしましょう。
本日、あたしは15分で著者校正の原稿をやっつけ そいつを投函して参りました。
普通は2〜3往復平均で校了となるのだが、 あたくしがお世話になっている処では、 そんな悠長でまどろっこしいことはやっていない。
ゲラが届いて、それに1度赤を入れ、返送したら 何があろうと、即校了(笑)。
季刊誌に寄稿するのを始めて、まだ3年しか経っていないのに よく見直しをしなかったがために痛い目に遭った事が 既に数回起きている。<おっちょこちょい
今回、「10日前後までに提出してくださいね♪」 と、世話人の人にも言われていたのに ず〜っと、ほったらかしにしていたのには、ちょいとした理由がある。
明らかに直すところが多いな(-。-) ボソッ
出力されたゲラ原稿を眺め、 たった6頁の枠なのに、どうにもやる気が起きない・・・・。
「・・・・」
あたくしは自分の文章の中によくこの2点リーダー ↑ を使用するのだが その出力が、どうしてか横書き出力に変換されているのである。 頻繁に使用するということは、その直しの箇所も必然的に多いという事。
参ってしまうのは、校正の資格も何もないあたくしは これをどう直してよいのかさっぱりわからない。 縦横の歪みの訂正にすべきか、 それとも、縦書きの出力なのだから、そのまま消して訂正すべきか、 訂正するにしても、一括訂正か、 それとも、いちいち箇所を指定して1つ1つ潰していくか・・・・
オマケに、普段は2点リーダーの2コマ使用のところ 3コマ使用のところは、
「中黒全角使用6連打」
なんていう仕上がりになってしまっていたりして、 ますますあたしは勝手に混乱してしまうのだ。
それでも、こいつを出さなければ原稿は掲載されないわけで・・・・。 でも、やり始めれば15分で終わる作業( ̄∇ ̄;)
何を先のばしにしてたんだか ┐( ̄∇ ̄)┌オホホ
で・・・・。 いつも、投函した後はホッとするのだけど 今回はちょっとドキドキしたままだ。 直しの箇所が多いと、他に見落としているところがないか 途端に心配になるのである。 今までも、ホッとしたところに出来上がった冊子が届き、 いざ目を通したら・・・・・・
( ̄∇ ̄;)
ってなことが、数回あったからだ。
締め切り・・・・なんていう言葉に「ゲージツ」を感じちゃうあたしは まだまだ青臭い素人だけれども、 校正原稿を前にした時と 実質、「創る」作業をする時の違いくらいは しっかりとわかるようになった今日この頃なのであります・・・・。 迫り来る「ゲージツ」は あたしにとって、やっぱり大事なものだったのであります。
(あぁ・・・・。この日記はいいなぁ。何せ2点リーダーも一発変換) (直すのだって、「環境設定」で一発変更) (でもやっぱり、アナログ万歳だと思っちまうあたし♪)
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