2001年11月23日(金)
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嗚呼、いつのまに・・・・(ドリカム風) |
え??? いつの間に??? 幹事業務遂行中???
来年、年明け早々、中学の同窓会なるものが開催される。 全クラスに招集をかけるのは初めてではなかろうか。 それまでは、クラスの有志たちが 個人的な連絡網を使い、クラス30有余名に はがきを出すなり、電話を入れるなりして、 小規模な「クラス会」のようなモノはもたれている。 実に6年前。 うちのクラスでも開催した。 幹事は、何故かその当時、仲良し復活したトモ君とあたくし。 両方とも、大垣を離れて、関東にいたのだが、 電話というツールで、28名(含先生)を集めきった。 快挙である。<関東在住のくせに(爆) (地元民にやらせればいいモノを<幹事)
今回立ち上がった有志は、今年のドあたまからその意志表明を見せ始め、 何でか3年の時はクラスの違ったシカノ氏から年賀状を頂いて、 びびったのである。
その頃は、まだ東京を撤退することなど、みじんも考えていなかったし、 譬え、持病が悪化しても、撤退するという発想そのものがなかった。 だから、「同窓会をやる」と決まった段で あたくしは、全くノータッチでよろしいのだと勝手に思い込んでいた。
甘かった・・・・。
ここのところ、往復はがきの投函を済ませ、 いざ、本格的に会の次第を決めんとしていたシカノ氏となぜか、 密に連絡を取り合っているあたくし・・・・( ̄∇ ̄;)
送付されてきた往復はがきにはちゃっかりと 幹事グループとして、あたくしの名前が印刷されてあった。 まぁ・・・・そこまでは良しとしよう。 幹事といったって、今、実際に動いているのは 件のシカノ氏と極々少数の人間である。 あたくしの出る幕じゃないわね♪
タカをくくっていたら、昨日・・・・。 そんな幹事の彼から電話が入った。
会の司会・進行のご依頼
甘んじて、それこそ受諾しましたが・・・・、 ここのところ、ギャランティが発生しない仕事の依頼ばかりが殺到するので 流石のあたくしも頭を抱えたのである。
勿論、「同窓会の式次第」くらいその場の勢いでうまく出来なくて どうして役者なんかつとまるんだ? という 周りからのツッコミを避けての受諾である(爆)。 所詮、休ませていた身体のリハビリ代わりだ。 やってできないことなどないわ( ̄^ ̄)
性格なんでしょうなぁ・・・・。 受諾した後、後悔の念にかられたことは 述べずともお分かりだろうが、 それと共に、幹事業務みたいなことにまで手を貸している自分が 本当にお人好しに思えてきたのである。
今日、クラスの中で、どうしてもつかまらないと幹事が訴え出た 女子(懐かしい響き♪)生徒のところへ電話を入れた。 足取りを掴まねばならないのは、全部で7名いたのだが、 内、つかまったのは2名である。 そのうち1人は、本人が電話口に。 年明け早々、出産予定で、正に今日、金沢から帰ってきたというのである。 そうかぁ・・・・おめでたですかぁ♪
と、もう1人、こちらはお母様が電話に出られた。 本人の苗字が変わったことにはさして驚かない。そういうお年頃ですものね。 しかし、こちらも来月下旬に出産を控えているのだという。 あらまぁ・・・・。 おめでとうございます。
臨月の2人に、出席か、欠席かなどと問い詰めるのは、あまりに野暮である。 どうか、無事に元気な子を産んで欲しいものだと、笑顔で電話を切った。 そして、速攻シカノ氏にも連絡。
いつの間にか、そういう年頃を迎えたのだ。 そう。 昨日の日記にも書いたが、熟成された女性になって、 皆、子供を産もうとしているのだ。 もう何人目かを産んだなんていうのも珍しい話ではない。
昨今、虐待を取り上げたニュースが毎日のように流れている。 彼女たちは、自分の胎内に子を宿し、 一体どんな気持ちでそういう記事を見つめるのだろうか。 不安になったり、産むのをやめようと思ったり、 そういう気持ちになったりしたことはないのだろうか。
しかし、電話口に出た本人も 本人の代わりに電話に出てくれたもう1人のお母様も 声が明るくのびのびとしていた。 出席できない状況を寂しく思いながらも、 新しく生まれてくる命を、心待ちにしているといった感じであった。 そういう声(音)は、無条件で周囲を幸福にする。 安らかで、心地好い気分にさせてくれるのである。
あたくしは、実に 結婚やら出産やらをまだ現実的に考えていない、 発展途上のオンナである。 既に経験済みの女性たちは口を揃えて
「勢いとタイミングだっ( ̄^ ̄)」
と、申し述べてくれるのであるが、 譬え勢いとタイミングがあったとしても、そちらの方へと思考が向かないあたくしは 紛い様もなく発展途上なのだ。
会の時には、半ば取材だな。 既に結婚と出産を終えた同窓生(女子)に聞いてみよう。 今は幸せか? 育児はどう? 面白い? 楽しい? 辛い? 苦しい? 死にたい?(失礼な言葉だね・・・・反省) あたくしとは全く違う立場・・・・言わば、「妻」であるとか「母」であるとか になった同じ年齢の女性たちは 今、どうやって生きているのだろう。 あたくしと同じように、結婚生活や育児に携わらない人たちのことは 2の次3の次だ。
知らないことを知りたいと思うが故の「好奇心の暴走」の為に、 あたくしは「お人好しだ」と自らを厭いながら やっぱりモノカキの世界から足を洗うことは出来ず、 何を聞こうか、誰に聞こうか などと、同窓会とは全く関係のないことばかりが 脳裏を駆け巡るのであった。
ワクワクします。 ある程度の情報の提供が為されれば、 会の司会進行くらい、喜んでやったげるわ♪ それが、今回のギャラになるかもしれないから。
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