2001年11月22日(木)
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このあたくしをなめんじゃないよ |
勝手にケンカふっかけーションな勢いで、毎度どうも。 まずは、久々に1首。
とあるカラオケ屋で、短いスカートをはいた女子高生とすれ違った。 何度も何度も、この日記で述べているように、 あたくしの高校時代は、「スカートミニ化」の過渡期で、 長〜いのも、短いのも季節に合わせて両方はいてきた。 今と全然事情が違うことといえば、ルーズソックス、もしくはハイソックス を履いているか否かということである。 短いスカートの時も、あたくしたちの頃は、 校則で決められてもいないのに、長いソックスなどは履かなかった。 露出度は今とそう変わらない。 短いスカートというのも今から思えば随分長くて 膝頭がまるまる出ていると、お・・・・短いと思う程度なのだ。 今の女子高生たちが、太ももを露出している分、 あたくしたちは脹脛(ふくらはぎ)を露出していた。
自分が高校時代だったのは、もう10年も前のことである。 すれ違った彼女たちは、うっすらと化粧もしていた。 27のあたくしは本日、寝坊のため、すっぴんである。 眉毛すら描いていなかった(笑)。
しかし、あたくしは今の自分の肉体に満足している。 若くピチピチとしたあの肉体と比べても遜色ないと、妙な自負もある。 そう。 人間の肉体なんていうモノは、新鮮であればいいかというと そうとばかりもいえないというのに、最近気づいたのである。 牛肉やマグロと同じだ。 熟成させて、味を得る(爆笑)。
いい感じに熟成されたあたくしは、 ご飯を食べた後に、某フリースメーカー(爆)を訪れ、 新しいズボンを1本買った。 今までのサイズより3サイズも下げなければならなかった。 今では、この事実そのものがあたくしの虚栄心 を満たしてくれる。
おぉ・・・・まるで、拒食症患者みたいじゃないか(爆)
何に人生を見出しているんだか、わかったものじゃねえな と、自らを省みることも忘れない。
これ以上太らない。太れない。 これ以上痩せない。痩せられない。
そんな良いポジションを維持するのにパワーを使いたがっているあたくしは 異常だろうか。 異常ですね。 でも、いいんです。
満足だから。 生きていることそのものに、満足も納得もいかなくなったら またあの5番目の人格とやらがあたくしを貶めに来るんだろう。 そのことを思えば、 17の小娘と自分を見比べて、勝手に勝ち負けを決めて 面白がっているのは、極々健康的でいいと思う。
自分が17だった時、27の感覚など想像もつかなかったものだが 案外、いいものである。 17の頃を懐古して、羨むこともあるけれど、 今を良いと思えばこその懐古だ。
そこの小娘よ。 あたくしをなめんじゃねえよ?
オンナの価値は、男の数でも質でもない。 身体のラインでも、顔かたちでも決まらない。 熟成期間を如何に面白く過ごすかということだ。
これから死ぬまで、あたくしは熟成されるのだ。 60になっても70になっても、良さを追求してやる。 今まで時流に乗ることがなかったあたくしたちの世代が やがて、中心にやってくる瞬間が 今に来るはずだから。
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