2001年12月18日(火)
仕方がない、仕方がない・・・・

 仕方がない・・・・と自分に甘んじて納得させるのにも、もういい加減飽きた頃ではあるが
 飽きたからといって、やめる事ができるものとそうでないものがある。



 生きているのに飽きた・・・・と言って、
 自殺をする人もいるが、そういうのは論外というか、
 あたくしの中では成立させてはならない方程式として認識されます。


 逆の証明ができないからです。


 死ぬのに飽きたと言って、生きる人など、存在しない。
 だから、その逆はありえない・・・・要するに「真」ではない
 数学大不得意のあたくしが、このような「証明」をするのは
 珍しいことなのですが(爆)。





 熱が出るこの毎日に、あたくし、もう飽きました。
 たまには、36.5℃くらいの体温で暮らしてみたいと思うのですが、
 ロキソニンを飲んでもEVEを飲んでも、
 37℃を越えたまま、あたくしの体温が下がることがありません。
 やらねばならぬ作業はてんこもり。
 そんでもって体温は37.6℃。
 テルモの体温計のそのデジタル数字を見ただけで、ため息が出てしまう。
 微熱じゃねぇ・・・・立派な高熱だ。



 仕方がない・・・・今日は寝よう。
 おぉ・・・・愛犬コロちゃんの散歩には行かねばならぬのか。
 仕方がない・・・・夕方には行こう。
 彼女もそろそろお迎えが近い・・・・十分に生きた。
 「散歩」という言葉に、昔は即座に反応して興奮していた彼女も
 今は、肥大した肝臓の所為で、いつもお腹が張ったまま
 散歩に行く時も、こっちがテンションを上げて、
 「さぁ、行くよ♪」「さぁ、おいで♪」と、何度も何度も
 彼女を促して、ようやく彼女も(物理的にも)重い腰を上げるという始末なのだ。
 排泄もうまくいかない。
 だから余計に、お腹が張ったままになるのである。
 この間なんか、散歩から帰って、リードをはずして家に入れようとしたのだが、
 ちょっとした段差をためらいがちに見ているので、
 彼女の下半身を少し支えてやろうとしたら、
 彼女はため息みたいな声を漏らし、苦しそうにようやく家の中に入った。

 「仕方がない・・・・」と聞こえた。
 外に放置しておいたら、明日にも果てそうな命・・・・。
 彼女は今、何を思っているのだろう。



 階段も満足に昇降できなくなってしまった老犬と、
 たかだか、熱が下がらぬ人間を一緒にしてはいけない・・・・。
 あたしは「仕方がない・・・・」と呟きながら
 微熱(高熱)と闘わねばならぬ。生きねばならぬ。


 どのイマジナリーコンパニオンがあたくしの身体を支配していようとも、
 熱は下がらないらしい。
 実際に、この間の日曜日、ガンガンに「一平」だったが、
 家に帰って検温したら、きっちり37.4℃あった。
 パキパキと他人に命令を下し、指示を出している間中、
 あたくしは微熱とも闘っていたらしい。
 明らかに、これはキャパシティー・オーバーである。
 しかし、「仕方がない・・・・」のである。
 その代わり、本日は、休ませていただいた。
 明日は働けということになる。


 仕方がない・・・・仕方がない・・・・。




 そんなあたくしにも、カンフル剤が♪
 夕方、あたくし宛てに、ある人(女性)からプレゼントが届きました。
 手編みの帽子でした♪
 かぶってみました♪
 奇妙なくらいに似合いました(爆)。
 彼女は、あたくしのパーソナリティをどこまで理解しているのでしょうか。
 不気味にマッチした帽子姿のあたくしを、母・サヨコは大絶賛。
 自分でも、思わず・・・・「うむ、似合うと思う。」と呟いてしまった(爆)。
 昨日買ってきた、白のカットソーにばっちりだな。
 っていうか、彼女は器用だなぁ・・・・。
 それに、人のことをよく見ている(観察している)。
 凄い事だと思う。
 彼女はそれだけでも価値ある存在だと思う。


 「仕方がない・・・・」ダメダメちゃんのあたくしのカンフル剤として、
 これからもよい刺激をくれたもぉ・・・・と祈ってやまない。


 しかし。
 自分でも、あの帽子姿はちょっとお気に入ってしまったぞ・・・・。
 髪も切っといて良かったなぁ・・・・。
 


 序盤、めっちゃ暗い書き出しですけど、
 最終的に生きてて良かったと思える1日でしたわ♪  
 

あさみ


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あなたの毎日にずぅむいん・・・・

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