2005年10月11日(火)
加速するやさしさ


この日。あたくしは太陽よりも先に目が覚めて、午前中までにあれこれと自分が出来そうなことから
少しずつ、家事の端っこの方を(苦笑)やっつけていた。
疲れたら、また昼寝をしたらいいんだわ。
今日なんかは特に、咎められようがないくらいに早起きしてるんだから。


汚したままで寝てしまった台所を少しずつ片付け、その間に家中からゴミをかき集めてきて結束、
白いワイシャツやTシャツをさらし、付け置きにしておき、天気が持ちこたえるんであれば、
あわよくば干してしまおう・・・・と、何だかんだいって、同時に3、4つのことを進行させていた。

・・・・正午には切れるな、この電池( ̄∇ ̄;)

自覚しているからこそ、動ける・・・・そんな時もあるんだわ(笑)。
もう、あんまり自分に逆らっていても、いいコトなんか1個もないんだからと、
最近、「いい意味」での「放棄」と「適度な諦め」まで身につけたアサミンジャー
やはり月の使者は、すでに現地を飛び立っているのか、波のように押し寄せるこの倦怠感だけは
どうしようもないのですが(トホホホホ)。今月、ひょっとしたら、PMSの余波は少なくて済むのかも♪


そうこうしているうちに・・・・っつうか、まだ朝の8時半??
ゴミも全部出したし、洗濯機の中は漂白中の白い物だらけ。空は曇天。
雨は降りそうで降らない。こういう日が一番の鬼門なんだよね。
そんなことを考えつつ、次は何をしたものかしらと、HDDに溜め込んだ特番をやっつけつつ、
未だホットコーヒーではなく、朝は絶対的にアイスコーヒーのアサミンジャー
うぅっ・・・・ぷよ2がいない朝っていうのは、早起きするほど開放的だなぁ(爆笑)。
(夜勤明けだったので、どうせ帰ってくるのは午前中ではあるものの、ほぼ昼だし。)

と、そんな時だった。


「ピンポーン♪」


だ、誰よっ!? 今、逸早く正解したヤツ(違うだろ)。<クイズ番組、見すぎ( ̄∇ ̄;)
あたくし、絶不調の時はドアホンがなろうと電話がお呼びだろうと、絶対に出ない。
よっぽどの用件であれば留守電に何らかの痕跡は残されるし、訪問者も日を改めてやってくる。
しかし、この日は「絶」好調ではなくとも、まずまず好調だったので、応対に出てみることにする。


「宅急便で〜す。」


荷物が届く予定に心当たりはなく、「雑」のT氏から何かの書籍を頂戴する時は、「冊子小包」・・・・
ほとんど郵便であることが多い。
・・・・宅急便。ドアを開けるとその名のとおり、ヤ●ト運輸のおいちゃん。
(「宅急便」というのは商標で、日本●運、佐●急便、西濃●輸、等々は総称して「宅配便」と呼称せねばならない)


「新宿のリエ様からのお届けです。」

「あ、はい。」



丁寧なおいちゃんだなぁ・・・・。
( ̄□ ̄;)!! っていうか、リエ??? こんな時期にまた何ゆえ???
荷物を受け取ってドアを閉め、リビングに運び込んだ大層な箱をしげしげと眺める。
確かに差出人はリエに相違なく、住所もいつもいる隊の略称が記されている。
他人が彼女の名を語るのは、ある種、非常に困難で、難しいとも云えるのだけど。
伝票が貼り付けられた下には、新宿にある某大手デパートの包装紙がかけられていた。
・・・・何だろう?
彼女は常々、あたくしに対して色んなサプライズを仕向けてくる。
誕生日だから・・・・と、あたくしにはおいそれと買えない、ブランド物のバッグをくれたこともあった。

「こんないいもの、勿体無い! 使えないよ・・・・」

と言っても、

「いいから、いいから♪ あたしたちは国民の血税が給料なんだから、国民に還元してるだけ♪」

と、まるっきり取り合ってくれないこともあったっけ・・・・。
し、しかし( ̄∇ ̄;)
あたくしの誕生日はご存知のとおり、ちょうど半年前に既に終わっておりまして、
いくら前後6ヶ月、プレゼント受付中♪と冗談めかしても、その冗談をまともに取り合う人なんて
いたためしがないんですが・・・・( ̄∇ ̄;)


いざ開封!!


( ̄□ ̄;)!!( ̄□ ̄;)!!( ̄□ ̄;)!!


我が家が横浜中華街になりましたんですが・・・・(爆)。
山のような「シウマイ」・・・・そう、「シュウマイ」ではなく「シウマイ」といえば崎陽軒!!
それと一緒に、中華粥のセットが。
何であたくしが、崎陽軒の「シウマイ」が好きだということを知っているの??
そんな話、したことないはずなのにぃ・・・・。
早速、彼女にお礼のメールを速攻で入れる。
なんか、すごい。・・・・なんか、うれしい。


しばらくすると、ぷよ2も帰還した。
圧巻の「シウマイ」の山に驚いたのは、あたくしだけではなかった。


「ど、どうしたの?? コレ・・・・。」

「いや、今朝方、宅急便でね。リエから届いたの。」

「また、何で??」

「それがさっぱり読めなくて・・・・。横浜方面にでも足を伸ばしたのかしら?」



あんなに有名な横浜名物を彼はあんまりよく知らない。
うむ・・・・横浜といえば崎陽軒。崎陽軒といえば「シウマイ」。
極々、当然な方程式だと思っていたんだが(爆)。
だって、今こうして打ち込んでても「崎陽軒」が一発変換で出るんだよ(爆)。
そこまで有名な固有名詞ってコトなんだわ(爆笑)。


「それにしてもリエちゃん・・・・すごく夕雅先生のことが好きなんだね。」

「え・・・・?」

「夕雅先生とは、いわば真逆のタイプっぽいのに。
あぁ、だから、尚のこと好きなのかもしれないね。変な意味じゃなくてさぁ。」


「あぁ・・・・うん。わかってるよ。」

「夕雅先生が持っていないものを彼女が持ってる、彼女が持ってないものを夕雅先生が持ってる。」

「そうなのかなぁ・・・・? 共通項が多すぎて、ユニゾンかますのもそれゆえかと思ってたんだけど。
似た者同士と思ってたけど、そういうものなのかなぁ。」


「だって夕雅先生だって、リエちゃんのことを話す時は嬉しそうやん♪」



うん・・・・。そうだよ。そうなんだよ。
彼女が昇進すると、まるで自分のことのように嬉しいし、
彼女が話してくれることはあたくしにはとても新鮮で、そのことをまた他の誰かに話したくなる。
リエがこの差し入れを送ってくれた理由なんて、本当はどうでもよかったんだ。
「好きな人」から届いた贈り物なんだから、それは素直に嬉しい。
彼女の優しさが加速して、この日、我が家に急いでやってきたんだ。


彼女から届いたメールには、こうあった。

「体調がすぐれない時にでも、コレなら栄養もあるし、手軽に出来るし、
消化もいいと思って。日持ちもするしね♪
近くにいたら、ケーキとお茶でも持参してすぐに行っちゃうところなんだけど。(略)」

嗚呼・・・・。
あたくしがこの場所で嘆く言葉が、彼女にはダイレクトに伝わってしまうのだろうか・・・・?
きっと、「大変! 大変!」と思わせてしまったのかもしれない。
しかし、差し返すのはもっと無粋だ。あたくしは彼女の「やさしさ」をきちんと受け止めたい。

↑ノスタルジックな味がした


彼女の「やさしさ」はいつもとても真摯で素直。
確かに少々不器用なところはあるけれども、でも、彼女が一所懸命な限り、
あたくしもそれを見習って吸収したいと、ずっと思っている。
あたくしがどんなに落ち込むことがあっても、彼女の存在は絶対的。何度救われたことか。

しかし、今回の「シウマイ」にはちょっと笑ってしまった。
「何かしたい!」という気持ちが「シウマイ」に行き着くまでのそのプロセスが、
彼女の素直で一途な部分を切り取っているみたいで、くすぐったいような気分になった。

幸い、ぷよ2は「崎陽軒」を知らなかったくせに、シュウマイは大好物で(爆)、
うむ・・・・これならば、あと数回、あたくしが突然ぶっ倒れても、救われる夕餉があることだろう、と
彼女の粋なはからいに便乗して、心の中で「ナイス、アシスト!! リエ!!」とこっそり絶叫する
(・・・・「絶叫」という時点で全然こっそりじゃない( ̄∇ ̄;))
只今、加速準備中のアサミンジャーでしたとさ♪

↑心が逸るなぁ♪

あさみ


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あなたの毎日にずぅむいん・・・・

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