2005年10月12日(水)
コードネームは「GLASS HEART」


この表題で以って、「冴羽獠」「槇村香」「伊集院隼人」とかいう三名の名前がピ〜ン♪ときちゃう人は
「エンジェル・ハート」通というよりも、恐らく「CITY HUNTER」通であり、
北条司ファンということで間違いないっすよね♪
東海地方ではとうとう始まりましたよ、深夜枠でのアニメ「エンジェルハート」。
原作でもアニメでも「CITY HUNTER」にバカハマリしたうちらは、
この日を待ちわびてたんですよ(●⌒∇⌒●)


あたくしなぞ、ひとり暮らしをし始めてかなり経ってから、文庫版で次々発売された原作を
初めて大人買いしたのが「CITY HUNTER」で、今でもきちんと保存してあるもんね( ̄^ ̄)
彼の描く「女性」がとても好きで、あの独特の線の細やかさに魅せられたものだ。
そんな一方で、もし実在するんであれば、間違いなく理想の男性は「冴羽獠」と堂々と答えていた時代も
あったっけ・・・・(苦笑)。
しかしながら、香港の某有名大俳優が、実写版でこの彼を演じてしまったことで、
まさにあたくしの理想は音を立てて崩れ去ってしまったのである( ̄□ ̄;)!!
よ・・・・余計なことを。ジャッ●ー・チェ●(−−メ)
「ウンドウブソク」を見つけて回っているところを、暗殺したい気分だぜ(笑)。


そんなあたくしの夢のかたまりでもあった「CITY HUNTER」の世界観と
ほぼパラレルに作られた、「エンジェル・ハート」。
冴羽獠のカッコよさは相変わらずで、多少老けた設定になってはいるけれど、
あぅ♪ 香が死んだ設定ならば、ぜひ、あたくしをヨメにっっ!!・・・・と、中学生くらいだったら
もっと声高に叫んでたかも(爆)。
美樹を殺して、ファルコンのヨメにっっ!!・・・・多少現実味を帯びさせるのであれば、
こんな具合にも叫んでいた可能性も(苦笑)。(この際、人相が悪かろうが、盲目だろうが!!)


・・・・とにかく。
あたくしの好みの原点というのは、とにかく「めっぽう強い」というところに集約されて、
それを見事に表現していたマンガが、コレだった・・・・そういうわけ。
初めて新宿駅の伝言板を実際に見た時に、お約束どおり「XYZ」と書いてあるのを見て、
歌舞伎町のどっかに、本当にヤツがいるんじゃないかと、ワクワクしたもんですけどね(笑)。
そして、いつの間にかポケベルや携帯電話が普及するようになって、
新宿駅の伝言板は、1日に絶対に1件以上、無駄な「XYZ」が書かれるためか(笑)、
知らない間に撤去されてしまったわけだけど、
田舎から出てきたばかりのあたくしにとって、当時のあの新宿駅の伝言掲示板は
夢のようなシンボルアイテムだったのである。


あぅぅ♪ そんなパラレルワールドが、深夜枠とはいえ、再びアニメになって戻ってくるとは♪
素敵すぎ( ̄¬ ̄) ♪
しかし、「CITY HUNTER」にメチャハマリしたうちらにとって、
このアニメ化に関し、懸念すべき点がないわけではなかった。
・・・・そう。
「冴羽獠」といえば神谷明!!
今や、とっくの昔に(そんな昔じゃねぇか(笑))還暦を迎えて、声優界でも大御所中の大御所。
レギュラーで現在放送中の「アニメ」に出演しているのも、確か「名探偵コナン」くらいだったはず。
しかもあっちはゴールデン、こっちは大ヒット作品の続編とはいえ深夜。
さて、彼が年を重ねた「冴羽獠」の役を快諾し、演じることなんてあるんだろうか・・・・?と、
1ファンとしては、ちょっと気になる・・・・というか不安なところでもあった。


「神谷明が獠の声をやらないんだったら、ちょっと萎えるなぁ・・・・。
やっぱりあの声は彼でなくちゃ♪」


「彼じゃなかったら・・・・どうなんだろう? 誰がやるんだろう?
『スラムダンク』の花道役やってた人なんか合うと思うけど、違和感は払拭できんかもなぁ。」


「うぅ・・・・神谷明であってくれ!! そうじゃなきゃ、今後見る気しねぇ。」

「( ̄∇ ̄;)(誰だっていいじゃん)」



夫婦揃って直撃世代だったうちらは、深夜、放送時間を前にして、このような会話を始める始末( ̄∇ ̄;)
ホントは誰だっていいんですけどね。
アレだけ惚れ込んでいたあたくしのほうがコレだけ譲歩しているのに(笑)、
ぷよ2の方が却って、神谷明でないと許せないらしい(爆)。
地獄への水先案内人の声色を誰にするか・・・・2人で論じていたところで、埒など明かないんですが。。。


作品そのもの初回の放送を見終わって、満足げなアホ夫婦( ̄∇ ̄;)
そしてうちらは、スタッフロールを決して見逃しませんよ( ̄^ ̄)
サエバリョウ・・・・サエバリョウ・・・・とりあえず、第1話に登場はしたんだから、
しかも主演ではないとはいえ一番のキーパーソンなんだから、絶対的なところで声優の紹介はあるはず。
もんすごく目を凝らして、エンドロールを凝視!!

↑しかし、よく請けたな、この発注・・・・


いやぁ・・・・。あたくしはそんなことより、彼の役者魂みたいなものに感服しましたよ。
彼には代表作が沢山あって、そのどれもヒットしているわけなんですが、
彼の役に対する思い入れみたいなものが見えた気がしましてね。
「冴羽獠」を演る人間は他にない!!というところを確実に見せ付けたというか、
なかなかどうして、男気のある感じがして、あたくしは一頻り感心していましたよ。
だって、いくら原作が人気があるものとはいえ、深夜枠のアニメの数字たるやたかが知れている。


※とはいえ、声優は大御所から下っ端まで、1本いくらでギャラが発生する。
 年功序列方式で、キャリアがある人ほどギャランティも高く、件の彼を深夜枠で抑えようなど
 とりあえず、金がかかって仕方がないというからくり。
 大体、下っ端(新人)は拘束時間ばかりが長くて、1本取っ払いで4000円〜5000円もらえればいい方。
 これが大御所になってくると、目ん玉が飛び出るほどに桁違いの金額になるのである。
 1本いくらの世界なので、拘束時間はいくら長くなってもかまわないわけだけど、
 深夜枠のアニメという視聴率の期待できない番組において、声優の発注は最も注意すべきポイントとも言える。



と、このような事情があるにもかかわらず、大々的に制作発表をし、元の位置に彼を抜擢。
加えて、1回目の放送を見る限り、とてもクォリティの高い音と画質を追求している模様。
主役に抜擢された川崎真央は、一応タレントだけれど、一般公募3000名の中から選ばれた、
シンデレラガールである。声優はコレが初挑戦だそうで。
要するに、メディアが注目している作品・・・・というのに間違いはなさそう。

思うに、「頭文字D」が深夜アニメの枠を飛び出し、劇場版、実写版とマルチメディア化し、
あらゆるファン層を熱くさせたのと同じく、ここで丁寧な製作をしておくと、
ひょっとしたら、あのアニメがドル箱に化けるかもしれない。
どうやら、あらゆるミュージシャンに既に発注済のようで、今後、多彩な音楽を楽しむこともできそう。
いや、ドル箱に化けてもらわないと困る・・・・と制作サイドは思っているかもしれない。
見ている分に、いかにも金がかかっていることくらいわかる。

コードネーム「GLASS HEART」がどこまで化けるか、コレもかなり期待してしまう。
芯のある出演者を立てたことで、若手キャスト&スタッフがぐんぐん伸びることも間違いなさそうだ。


最近、マンガ業界は非常に元気で、安定した人気が出るとすぐにアニメ化が検討される。
そして、これら作品は、アジア中で日本以上に安定した高水準の人気を保っているサブカルだ。
(この間封切られた「頭文字D」の実写版も台湾製。日本人はたった1人しか出演しなかった。)
と、このように数字一辺倒のゴールデンプライムアワーでは、なかなか実現しないような
20世紀に叶えたかった、ある意味「無茶な計画」が、まるで「圭子の夢」のように
夜、開こうとしている(笑)。
アニメで育ったうちら世代は、今、深夜に起ころうとしている「革命」を目撃できることが嬉しい。

↑真夜中が熱いなぁ♪

アジア中で大人気だからなぁ・・・・当然の流れではあるなぁ。
元気な業界が少ないので、ここだけでも元気いっぱいに頑張っていってほしいと思う。

あさみ


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