”BLACK BEAUTY”な日々
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Boogie
2003年03月26日(水) |
晴れ ベーシストの事 |
FREAKSはベースのJIROがネット上のメンバー募集サイトでギターボーカルを募集していて、俺が応募した事がキッカケで結成された。 それ故、最初はメールのやりとりである。今でも思い出すと苦笑がもれる。
「はい。私も市川に住んでいます。使っているギターはレスポールです」 「それでは初スタジオは積さんのご予定に合わせます。当日よろしくお願いします」等々。
初々しき、学校の英文和訳の模範回答の如きやりとりが数回続き、3人で記念すべき初スタジオである。
2年前のちょうど今ごろ、某駅の改札でJIRO&島貫と待ち合わせたわけだが、何しろヒゲ&グラサンである。 今までの俺の知り合いの中で、ヒゲは確かにいた。グラサンはもっといたと思う。 しかしながらヒゲ&グラサンのカップリングは俺の電話帳には掲載されていなかった。 「あなたのお掛けになった電話番号は現在使われておりません」 言い忘れたが、俺は小心者である。
さらにスタジオに入ってJIROはなんと音叉でベースのチューニングを始めた。これには度肝を抜かれた。 今時、楽器のチューニングにはチューニングメーターを使うのが半ば常識となっているのに音叉である。 肩掛けの初期の携帯電話である。ぶら下がり健康機であり、黒電話である。
ベースは傷だらけのGIBSON、そいつにカールコードでアンプ直結。 俺は驚きと恐怖で牛になるかと思った。 (注記:現在JIROはチューニングメーターを使い、アンプシュミレーターなんかも使っている。さらに先日はMDウォークマンなんぞを購入し、俺を大いに驚かせた。人は進化する生き物である)
肝心の音は爆音で、乗れば乗る程、ベースを弾かなくなるという困るが愛すべき癖をもつ。 大の酒好きで、明日仕事だろうが何だろうが関係なく飲んでいる。 お互いの家も近いので時間が合えば二人で飲んだりする。 飲んだ後に行く某牛丼屋の牛皿定食に焼肉のタレではなく、醤油をかけると旨いと教えた事がある。 あんまり旨かったのか、色んな人に教えているらしい。 確かに、あれは旨いな。
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