タマちゃんの毎日
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2005年07月17日(日) 姉として母として。

長男が甲虫に夢中だ(●^o^●)。
それがまた、かっこいいのよー!これが、自然の生き物なの?光沢といい、ツノのラインといい、これは芸術だね。

カブトムシ。
弟が小さい頃、よく裏山へ取りに行ったな〜・・・。
大阪生まれの私は、カブトムシはお店で買うもの(贅沢品)だと思っていた。岡山へ越して来て、鴬の鳴き声や木々の紅葉に心が躍った。小学6年生が、毎日、時間を忘れて山を眺めるのだ(笑)。自然の朱色、黄色、藍色は本当に美しかった。
そして、究極はカブトムシ\(◎o◎)/!
夜遅く、母と弟と、木にとまっているカブトムシを捕まえに行く。
タダ(無料)でカブトムシが採り放題なのだ(ToT)。カンゲキ!
弟はカブトムシ同士を戦わせることに喜びを見付けていたようだが、私は捕まえることにシビレタ!タダよぉ〜タダ〜♡

けれど、当たり前のように捕まえられると、段々、有り難味が薄れてくる。
単純に言うと・・・、飽きちゃった(*^_^*)。

あれから何年の月日が流れたんだろう。
カブトムシの採集は当たり前では無くなった。裏山は商業地域に変わり、紅葉は濃茶、薄茶に変わった。

世話の仕方もかわった。
砂糖水は、もう必要ない。カブトムシ用のゼリーが販売されているのだ。霧吹きで水が優雅に散らばる。飼育に完璧な土。枯れ木。枯れ葉。
一生懸命世話をする長男の背中に幼い頃の弟が重なる。
何故だろう、ふと寂しくなる。
やっちゃん(弟の呼び名)、あの頃はよかったよね。




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