2001年02月19日(月) 心のカケラ・・・

離れていくものを繋ぎ止めようとは思わない。
けれど胸に痛みが走る。
心なんて形のないものだけれど、それでも体に痛みは走る。

そう仕向けたのは私。
その行動を取らせたのは私。

何かが割れる音がしました。
そして私に何かが突き刺さりました。

粉々に砕け散ったカケラは、全てを集める事は出来ません。
元に戻そうとしても、何かが足りない。
水を入れると、ぽたぽたと下にたれてゆきます。
そしてそのまま真っ暗な闇に吸い込まれて、二度と戻ってはきません。

私は粉々になったカケラが風に吹き飛ばされてゆくのを、ただ見つめるだけ。
風に「ありがとう」と「さよなら」の言葉を乗せて。
決して届きはしないその言葉を。


     


のあ