2001年07月04日(水) 時の流れ。

最近シリアルなのあです。
日記サボっておりました。(∇;;
まぁ、書ける時にだけ書く・・・というスタンスで。

この前久しぶりにまとも(?)に父親が視界に入りました。
といっても一瞬ですけど。
白髪増えてましたね。
というかほぼ真っ白?
正確な年齢は存じ上げませんが、そろそろ初老と言ってもいい歳だと思います。
あと何年働けることやら。
ウチは自営なので、定年というものがありません。
動けなくなった時が、定年でしょうか。

そんな父親を拝見致しまして、改めていつまでもココに居るわけにはいかないと、実感した次第です。
年老いた親にいつまでも寄生しているわけにも参りません。
早く出て行きたいのは山々なのですがね。
如何せん、思いと体は別物で。

昨日から部屋の片づけを始めました。
手紙は全て始末したものと思っていたのですが、妙な所からちょこちょこと出てまいりまして、そのままゴミ箱へというわけにもいきませんから、地道に鋏でチョキチョキ、飽きたら手でビリビリと・・・。
めちゃくちゃダルイ作業この上なしです。
シュレッダー欲しい・・・。
更にまだ写真も残っていましたね。
当分はその始末で一日を終えるでしょう。
はぁ。かったる・・・。
燃やせれば楽なんですけどねぇ。
住宅街って嫌ですね。

先日本を買ってまいりまして。
『なぜ生きる』
この題に惹かれてしまいましたw
中身は・・・ちょっと宗教っぽい感じあるかなぁ。
といっても宗教名が明示されどうこうというわけではありませんが。
親鸞聖人の説いた人生の目的が大きく取り上げられています。
『苦悩の根源である無明の闇が破られ、“よくぞ人間に生まれたものぞ”と生命の大歓喜を得ること』      『なぜ生きる』より抜粋
実に簡潔に言い表されています。
何故生きるのかという問いに対する答えは、色々と聞いてきましたが、この答えは初めてでした。
納得しそれに沿う事が出来るかどうかは別として、最も簡単なようでいて、なかなか出てこないこの答えに、何か感じるものがありました。
とはいえ、もし何かに変われるとしても、人間だけは選びませんが。

昔から読書は好きでしたが、同時に本を読む事に対する恐怖感がありました。
全てを読み終わった時、影響を受けることが多かったからです。
それによって考え方や生き方が大きく変わるという事はありませんが、それでも読後の倦怠感と頭の中を交錯する思考に、よく手を焼いたものです。
たった1冊の本。
けれどその影響ははかりしれなく。

もう今はそんな影響を受けることはほどんとありませんが。
物事を深く考える事が、出来なくなってきていますから。


     


のあ