些細な事で感情が急激に変わっている気がする。 キレやすくなったというか。
昔なら黙って聞き流せた事に対して、私は叫ぶかのように反論する。 それこそ激昂したかのように。 その瞬間は自分でも抑えが利かない。 脳みそが沸騰する。 そして急激に冷める。
一人で部屋に居る時は、壁を殴り机を殴り自分を殴り。
ただもうどうしようもなく何かを壊したくなる。 はっきりと形に出来ないものが爆発しようとする。 鬱屈。 暗鬱としたこの想い。
いったいなんだというのか。
歳を重ねるにつれて、日増しに大きく感じてくる事がある。 言葉の一つ一つが、とても重たい。 それは押し潰されそうなほどに、とても重たく、大きい。
安易に他人に言葉をぶつけられない。 いったい何を言えばいいのか。 私が吐いた言葉によるその影響はどうなのか。 それを聞いた相手は何を思うのか。
ちょっとした一言で大きく変わってしまうこともある。
私は何を考え、何をして、何を話せばいいのだろう。
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