世界征服日記…TITAN2


世界征服日記
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2001年05月30日(水):雨の空
午前中、どんよりと曇っていた。
今にも降り出しそうな空だ。
それなのに、いつでも頭がピーカンな
MILETは洗濯物を外に干していた。
案の定、雨に降られる。
ねじが二、三本抜けているに違いない。
雨の降る空を、俺様は見上げてみた。
濡れるのは勘弁だから、
出窓から、だったが。
見上げてみると、一直線に地面に向かって
雨粒が落ちてくるのが分かる。
自然界に直線や直角は無いという輩がいるが
それは大きな間違いというものだ。
自然にないものを、人間どもが
創造できるというのは傲りにも程がある。
その点、俺様はいたって自然に対しては
謙虚な気持ちを忘れない。
本当の支配者というものは、
自然を支配するもののことではない。
自然を味方にすることが出来るものが、
真の支配者であり、王なのだ。
俺様はそうなるべく
努力を怠らない。
俺様は観察と実験が、自然を理解する方法だと
承知している。
これからも自然を見続けることにしよう。
ところで、MILETには曇天と雨は付き物だと
教えてやった方が良いだろうか。







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