* 気紛れ日記帖 *
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2003年03月14日(金) |
3年前<その2>+α |
―高校入試の2日前、中学校の卒業式だった。 「あぁ、とうとうこの時が来たんやなぁ」と思いつつ体育館の中へ。 花が置いてあったり、この式典の為に付けられた物もあり何時もと全然違う雰囲気を漂わせている体育館を見て、少し緊張した。
呼名される時が来た。 うちの担任は練習の時で既にヤバかったから早くから泣くだろうと予想しながら、自分の名前を呼ばれるのを待っていた。 予想は外れる事無く、やっぱり泣いていた。 …次は私の番だ。 先生の呼名に答えられる様、かなり大きな返事をする事が出来た。
式が進むにつれ、泣く人の数が増えていった。 でも私は泣かなかった。というより寧ろ堪えていた。
退場する時、一列ずつ立って出て行くけど… 皆で「有難う御座いました!!」って叫びました。 感謝の気持ちをいっぱいに込めて―
それからもう3年が経ち、高校も卒業してしまった。 3年前、私はどんな事を思い卒業しただろうか? 高校入学した時、どんな事を思いこの高校に入ったのか? 2年の時は? 3年になってからは何を考えていただろうか? 自分のその考えや思いはもう既に忘れてしまっている。 ただ1つ言える事。それは―先の事をよく考えていなかった。
そして今、高校を卒業して何を思う?
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