みゆきの日記
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毎日雨が降って寒い。 トモユキはニューヨークに行っている。 私は3人の子供たちと変わらない日常を送っている。 菜子を学校へ送り出し、蓮に離乳食を食べさせ、リョウを公園で遊ばせる。 二人が昼寝したときが私の読書のチャンス。 忙しいようで、ゆったりした時間の流れ。
アンナ・カレーニナをまた読んでいる。 もう何十回と読んでいる本だけど、何度読んでもそのたびに考えさせられたり苦しくなったりする。 読むたびに新たな発見がある。
結局、家庭があって子供がいる女性が、夫以外の男性に恋をするということは、 これほど破滅的で苦しいはずのもので、簡単ではないのだ。 それは、19世紀のロシアであろうが、現代の日本であろうが、同じことなのだ。
そして、私は家庭が大切。なによりもね。 夫がいて子供たちがいて、その中にこそ私の幸せがある。 子供を犠牲にして、幸せになんてなれない。絶対に。
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