Land of Riches


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 2025年07月31日(木)   客観視 

昨夏より仕事でペアを組んでいた同僚が現場への異動を希望して今月から実現させたため、
私の業務は崩壊。思い出すだけで苦しくなる1ヶ月でした。そんな月の終わり、向かいの席にいる
隣の部署の長老が定年退職で最終出社日を迎え(有休を2ヶ月たっぷり残している…)ました。

退職者にはwebで寄せ書きをするのが通例なのですが、この方はいろんな部署の方に慕われていて
なんと80名を超える聞いたことがないような数の参加者がメッセージを送っていました。
本人も字が細かすぎて読めないと嬉しい悲鳴をあげたほど。部長が送辞で触れていたのですが、
誰に対しても態度が同じところが素晴らしいのです。弊社は業界あるあるで男尊女卑が強く、
露骨に態度を変えてくるオジサンが多数在籍する中にあって、平等なだけで秀でて見えるという。

2025.11.2 wrote


 2025年07月30日(水)   祝祭/外 

―花火が消えた後の空は、いつも通りの闇。

玖寿でドーム公演が発表され半年強、まさかこんな気分でフィナーレを迎えるとは予想外でした。
行けるなら2日とも現地が良かったです、もちろん。でも玖寿では現地が望外に楽しくて追加した
2度のライビュでも楽しかったんです。それがあったから頑張って祝賀祭でもライビュを取って。

大画面でも心が躍った刹那はありました。るいべがとても楽しそうだったサルサdeソウル。
アニメ花丸1期OPで有名なアニメーターが導入したそうで、後に刀ステやとうかぶでも清光役の
役者さんがやって大好評だったいわゆる『花丸ポーズ』が大写しになった瞬間。

端的に言えば、長谷部があまり映らなかったんです。何もしてなくても映るだけで歓声が起こる
長義や鶴丸、三日月、あるいは豊前などに比べたらモブみたいな。いや、ずっと刀ミュ本丸では
審神者の犬的な立ち位置の脇役…モブキャラだと思ってますよ。三日月や鶴丸が揃っている今回は
目立たなくても仕方ないのです。それにしても。抜かれる頻度が低いのは長谷部だけではなく、
明石や安定などもファンの方が嘆いてました。参加男士が多いので、今回だけの問題に限らず、
以前より大型公演では指摘されていました。たまたまこれまでが恵まれていただけなのです。

特に玖寿は長谷部が進行担当と呼べる程重用されていて…加えて私は3回現地に入りましたが、
花道囲い席を狙わなかったのも幸いして、ハズレ席は引きませんでした。幕張公演では柱などで
ステージが見えずハズレを引いた審神者も…黒歴史になってしまった観客もたくさんいたのです。

これがone of themなのかと、突きつけられました。円盤も通常版でいいやと思いました。
実はこのLRは日テレプラスの録画を見つつ書いてますが、通常版すら買わないかもしれません。
10周年の祝いをこんな苦々しい気分で終えるなんて…楽しいことばかりではないとはいえ、
あまりにも複雑で泣きたい心地です。どうか刀ステ10周年は楽しめますように!

2025.11.16 wrote


 2025年07月29日(火)   祝祭/内 

―打ち上げ花火の大輪は華やかで美しいが、すぐに消えてしまう。

刀ミュ十周年祝賀祭で東京ドームLIVEデビューしました。大昔は野球観戦が趣味だった身ですが、
ドーム球場は屋外球技の本質を無視しているようでどうも苦手。東京ドームは同僚の付き合いで
ジャイアンツ戦を外野席のほぼ最上段で見た一度だけ。その時も遠くてほぼ見えませんでした。

商業としての規模を拡大してきた(10年の節目を読売グループの食い物にされた話はまた改めて)
刀ミュですが、玖寿の大楽でドーム公演が発表された時には身分不相応なハコだと思いました。
だって、その大楽(Kアリーナは2万人収容)だって事前には完売しなかったのですから。

座席が松竹梅の3カテゴリー制で、梅ですらBlu-ray BOXを買えそうな値段設定だったので、
先行申込の段階では楽勝だと甘く見ていたのですが、蓋を開けてみればチケット大激戦でした。
1日目はゲーム先行でかろうじて梅のみ当選。2日目は手を尽くしても現地チケットは取れず、
ライビュすら職場から一番近い会場は落選。仕方なく別映画館分を一般販売で買いました。
まさかそのライビュで苦い思いを味わうとは…(この話は明日分で書きます)

おまけに月の満ち欠けに合わせて直前に小諸線の星空列車を予約したのに不完全燃焼で終わり、
車内で体調を崩して翌日、すぐに帰京したダメージからもなかなか回復できず、連日1000円超えの
生薬入り栄養ドリンクをがぶ飲みしてどうにかこうにかスタンドで立てたような有り様。
事前抽選落選者の一般物販が消滅したのは、むしろ助かったかもしれません。
一般販売できなかった刀ミュ運営の読みの甘さは叩かれて当然だと言い切れますけれども。
(結局ここで買えなかった個別ブロマイドをDMM通販で手にしたのは3ヶ月以上後の11月上旬)

私が購入できた梅席は、俗に言う「天井席」でした。双眼鏡も劇場用の5倍しか持っていないので、
10倍以上のレンタル双眼鏡も探したのですが、この日は予約枠も埋まっていました。
こんなに刀ミュ好きな人がどこかに隠れていたのでしょうか? 三日月や清光推し…???

天井席でも位置は本塁の上あたりで、同じ席種の中ではマシな方でした。全体を見渡せ…途中で
藤田玲さん演じる榎本さんがムービングステージから落ちたのもしっかり見えてしまいました。
スタッフが下敷きになった(?)とかで次の演目・呪術廻戦などに影響なく不幸中の幸いでした。
今回の装束は玖寿の黒主体との対比を意識した白装束で、正直遠目では区別がつきません。
軽装の長谷部は羽織が分かりやすくて助かった…と心から思いました。

始まる前、円陣を組む声が聞こえてテンション上がりました。テンション高かったのはここと、
「Rainy…」の長谷部ソロ(後述)ぐらいでしょうか。偏見混じっているのは認めますが、
出番に偏りを感じ(セットリストが投票を元に選出されたのがありますし、過去の歌唱数も
ソロツアーを何度もやっている清光が図抜けているのは当たり前なのはあります)玖寿の長谷部は
鶴丸国永/岡宮来夢さんの代役でしかなかったんだ…という現実を突きつけられました。

100万回のありがとうで誰も置いていかないと歌う刀ミュがドーム公演に際して用意したのは
気球を飛ばし、キャストを(高所恐怖症をねじ伏せさせ)観客に少しでも近づける努力でした。
むしろ名前入りうちわなどは気球からしか見えていなかったのではないかと思うほど。

あと覚えているのは不参加男者の跪坐コメントが最初顔を映さないカットだったので、一部の脛に
傷持ち俳優のシーンで場内がざわついたのと、陸奥守と三日月がバチバチ火花を散らすMCが唯一
本公演の不穏さを感じさせて、祭りらしからぬ…同時に刀ミュであるという空気を漂わせました。

長谷部が登場したMCは大般若の提案で観客がお立ち台に上がった男士の名前を呼ぶもの。
刀ミュには粟田口吉光がいないのでいち兄ではなく一期呼びになるんだと思いました。
長谷部も審神者に名を呼んでもらうとお立ち台を狙いますが、先輩たちに幾度も先を越されます。
拗ねて脇で座り込んでしまった長谷部を「あなたの番だよ」と優しく諭すのは長義。
刀ミュでは長谷部&長義ペアなんだとこの時点では思ってました。翌日粉砕されましたけど!!

できれば長谷部と呼んで欲しいと前置きした彼に対しても、やっぱりへし切呼びする仲間たち。
へし切と呼ぶな…ともごもごしつつも満足した長谷部、「皆がお前の名を呼びたがっている」と
相棒の長義をお立ち台に上げます。スタンドが一番呼びたい男士だから納得の展開ですね。
(呼び声といえば、歴史人物のコール&レスポンスでは、俳優陣があえてマイクOFFの肉声で応える
離れ業を披露していて驚きました。ステージは外野にあるのに本塁の上段でも聞こえましたから)

実はこの間に蔦の絡まったスタンドマイクが用意されたようですが、天井席からは全く見えず。
東京ドームでRainy…のソロが聴けるなんて感激でした。藤色一色に染まるドーム。
木原さんもアーティストとして10年ではなかなか手の届かない大舞台に長谷部というキャラを
被ってとは言えたどり着いてしまい、8月あたりは軽い燃え尽き症候群になってしまったそうです。
(9月のバースデーライブでそんな話をしていました)

10月にはシブツタで開催された衣裳展でこの際の白装束を間近で見ましたが、トルソーはキャラの
身長設定(他キャラとの対比)に合わせて少し小さめのもの…足元でボトムスが余るサイズが
使われていたのでは、と映像見ながらタイプしている11月中旬の今は感じています(苦笑)

このソロ曲でも長谷部はグラウンドの半分…恐らく内野からホームベースくらいは歩いています。
曲によっては外野から本塁あたりまで移動させる鬼畜ステージングも。出演者、観客どちらも
人数が多すぎる興行は大変です。もう万人が満足できる規模に収まらなくなったのかもしれません。

2025.11.16 wrote


 2025年07月23日(水)   speculative 

ファミマがとうらぶ10周年にあたって繰り出してきた新ブランド(?)うまほっぺ。
ステッカーやアクスタなどランダム商品を店舗限定で発売してきました。
(長谷部が含まれていた弾のステッカーは1つだけ購入したが引けず、箱の長谷部を切り取り)

そこへ全店舗展開可能な…コンビニプリントのランダムブロマイドを繰り出してきました。
供給側に在庫を抱えるリスクが皆無で、オタクから金を搾り取る手法として至高にして最悪。
他ジャンルに存在しているのは知っていましたが、自ジャンルに来てしまったか…とがっかりです。

単体8振り+集合絵の母数9なので確率としては極端ではないですが、試しに1枚刷ってみて、
価格に見合う解像度のイラストにも思えず、非常に損をしたという気持ちだけが残りました。
引けたのは大慶直胤で、キャラの引きとしては悪く感じたわけではないのですが。

殿様商売もここまで来たか、とネガティブな感想しか抱けませんね。

2025.10.5 wrote


 2025年07月12日(土)   未来の扉 

占い関係のイベントがよく行われている浜町マームでコーヒーカードフェスがあると見かけて、
来場者予約を事前にしました。10時半から15時までの開催で…身支度などに時間がかかって、
会場に駆け込んだのは残り30分を切ってからでした。占いブースなどは既にクローズされ、
かろうじて物販だけ残っている状態。せっかくなのでコーヒーカードおみくじを購入しました。

香さんの直筆で『今、未来への扉がチャンスをくれたかも』と書いてありました。
存在しない0番のカードに。

夜は亀有まで玖寿の応援上映に。刀ミュ10周年企画の一環として過去の大型公演、いわゆる祭を
週替りで上映しているのですが……上映館が少ない! 時間帯が厳しい!(祭は長いので仕方ない)

長谷部が参戦したのはすえひろがりからですが、7月から仕事ができた同僚が異動願いを出して
我が部署からいなくなったのもあって、見に行けませんでした。玖寿は上映後に木原さんが
コメントを出しているので、なんとか行きたいとこれまたチケットを押さえたのです。

現地では楽しい思い出ばかりの玖寿ですが、映画館で見るのは腰や尻が限界でしんどかったです。
玖寿の構成上、2部はペンライトも最終盤以外は触れず、黙って見ているしかないため、
体感時間が余計に長く感じられる気がします。1部は時折、長谷部であるのを忘れているようにすら
映る楽しそうな木原さん(実際は色々悩んだ上で務めてくれている)を眺めるのが幸せでした。

映画館だと1部と2部のインターバル休憩がないんですよね。トータル3時間超えてしまうので、
お手洗い等での中途離席者も10名以上いました。通路席が埋まっているのも納得と言いますか。

木原さんがコメントで触れたのは終盤の『かざぐるま』でした。長谷部が最初に出てきて歌い、
そこから歴代の男士が多数出てくる曲。私は『己映す鏡』が大好きなんですけど、木原さんには
ツアー開始直前まで思い悩みspiさんや音楽監督にアドバイスを受けたり、神奈川公演では
新木さん演じる青江の穏やかな表情に泣きそうになったり(これは先述の通りspiさんから
この曲が三百年の子守唄でどういう経緯で登場したか話を聞いたから)と多くの思い出を作った
『かざぐるま』がとても印象深いようです。ある意味で刀ミュ本丸の男士らしい歌詞ですしね…。

2025.10.4 wrote


 2025年07月01日(火)   文月 

また1か月以上LRを放置してしまいました。書きたい気持ちはいつもあるのですが。

課で一番仕事できる人が異動願いを出して現場に移ってしまったのもあり、
7月に入ってから未読メールがやってもやっても減らなくて愕然としています。
課長も「ここで働きたいと思われる課にする」野望が彼女の異動願いによって
粉砕されて心が折れたらしく、鼻歌や独り言など精神崩壊の気配さえ…。

7月1日目から耐えられなくなって退社後にCOCOSへ直行しました。
アプリ会員料金で少しお得な赤ワイン&カリフォルニアカリカリポテトと
とうらぶコラボとは関係ないメニューを注文。どのあたりがカリフォルニアって
チャンキーチキン+ガッカモーレ+サルサソースでやや辛いという。
コラボメニューは2回目となる鬼おろしハンバーグで清磨ファイルをgetしました。

十周年お祝い珈琲ゼリーパフェは迷った末に注文を見送りました。
カロリーが気になりすぎて。


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