Land of Riches


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 2025年11月16日(日)   時差 

―空は美しい。しかし曇天や雨空を美しいと感じるのは難しい。美しく思えるのは青空だけ。

以前、劇場版刀ステのためにCATVのプランを切り替えたことがあって、すぐに戻したのですが、
最近CATVを見ていなかったため、日テレプラスがすぐ見られる状況になっていませんでした。
お陰で初放送の刀ミュ祝賀祭、最初の30分(6曲)見逃してしまいました。

今日は先日の選書サービスでチョイスしてもらった小説2冊を買ったり、数年ぶりにミスチルを
聴いて切なくなったりしてました。音楽の好みが若い頃ので固定されるとは思いませんが、
昔その曲を好きだった時期があり、いろんなことを感じた事実は消せないのだと感じました。


 2025年11月15日(土)   打算 

好天の秋空にそびえる都庁を久々に見ました。この日AMは労組のゴミ拾いボランティアに参加。
終了後の昼飲みにも申し込んだつもりでしたが、手違いか参加者リストから除外されてました。

昨年の幕張は地元住民が早朝に頑張っているためゴミがなく落ち葉集めに終始してしまいました。
都内開催がないのはおかしいとオルグで自ら主張したのもあり、今回は千葉駅ではなく新宿へ。
ゴミが多そうな西新宿(ホームレスが生活のために集めている資源と区別がつけにくい)ですが
清掃活動をしているグループは他にもあり、4チーム対抗の重量測定ゲームは結構きつかったです。
重い物を狙いすぎるあまり、ゴミを拾うという本質からも乖離してしまった感もありました。
私のチームはトップに30g差の2位に甘んじました。何事も最後まで全力が必要ですね。

終了後は水道橋で仲間さんの友人が回転した硬めのケバブを食べた後(彼の紹介で知ったとSNSで
アピールするのが大事)東京ドームシティで取引2つ。刀ミュコラボは後期に移り、参戦男士の
人気度合いもあるのか前期に比べるとフード売り切れもなくなってましたが、列はできていて、
私は長谷部ブロマイドを既に2枚持っているのもあり、コラボと関係ないクラフトビアマーケットで
トーチアンバーライトを飲んでほろ酔いしたり、モンマスティーのアイスを堪能したりしました。

2025.11.16 wrote


 2025年11月14日(金)   Cicerone 

占星術によるオンライン選書を夏に楽しみましたが、今回はGoogle検索で引っ掛けた市ヶ谷の
「チャイと選書」に行ってきました。予約が20時からしか取れなかったので、マッサージと夕食と
FGOアーチャー戴冠戦で暇を潰してましたが、冬が迫る季節の遅い時刻はなかなかしんどいです。

元は人間のマッチングサービスをやっていたのですが、本の好みが似た者同士で…という切り口を
やってみたところ好評で、本のマッチングがwebから現実に飛び出してきた店舗です。
(今でも20代対象に本の好みが似た男女のマッチングは続いている模様)

カウンターが主体の小さな店舗には、選書の説明(ほぼオタクの一方的な語り)を受ける先約の
人がいたんですが、熱いトークも意に介さず読書する他の客(全て独り)が強いと思いました。
先払いでアイスチャイと選書料金を払い、若い女性店主がこちらに質問をぶつけた10分程度の後、
在庫(原則としてその場で購入できる文庫本からの紹介)から5冊勧めてくれるサービスでした。

最近読んだ中ではミステリーが面白かった、金と時間に糸目をつけないなら旅に出るという私の
話から小説3冊、海外旅行エッセイ2冊を紹介してもらいました。これを書いている週末にまず
小説2冊を買ったのですが、エッセイは本屋で探す難易度が小説より若干高いですね…。

店内では前の人を待つ際に手に取った『刑事の枷』を閉店間際まで読んでました。その日中には
読了まで至りませんでしたが、こちらも週末に最後まで読破できました。面白かったです。

2025.11.16 wrote


 2025年11月10日(月)   茄子の花は千に一つの仇もなし 

親の意見と、が頭につくのです(挨拶)

刀剣乱舞コラボ実施中のぼでぢゅうに行ってきました。人生で二度目…?
男士集合パネルの設置店舗が東日本では渋谷・池袋・御徒町・調布・横浜という謎配置で、
我が家から一番近い御徒町を予約しました。最上階の吉池食堂で呑んだことならありました。
階下にユニクロとGUがあり、外国人観光客がたくさん。コラボ中は予約onlyのぼてぢゅうにも
欧米系観光客が来てしまい、アジア系の女性店員が流暢な英語で追い払っていました。

今回のコラボ男士は一文字が中心で長谷部は不在。日光のグレープサワー+ピリ辛味噌焼きそば、
白山吉光の豆腐サラダ、メニューで美味しそうだったカニクリームコロッケを頼みました。
アルコールは弱めでしたが、豆腐が一丁まるごとありそうな量でお腹いっぱいになりました。
最後に出てきた焼きそばも思ったより辛味噌のパンチが効いていて、茄子の薄味に救われました。

席にあったミニフラッグは則宗で、先述の店員に何度か推しを持ってくると提案されましたが、
そもそも私の推しはいないのでそのままでした。隣の客の推しも誰なのか分からなかったので、
コースターは別日に東京ドームシティで日光と白山にお取引で交換してもらいました。

2025.11.16 wrote


 2025年11月08日(土)   Tokyo Adventure Line 

昨年末に手帳へ書いたウイッシュリスト100は途中で書き足しても良いと言われていました。
2月に言式の二人(梅津さん+橋本祥平さん)がプライベートの写真撮影で奥多摩を訪れた際、
立ち寄った卵道(読み方:ランウェイ)がとても美味しそうで、リストに追加しました。

古里(読み方:こり)駅前に卵道の本店はあります。二人が行った冬は閑散期でしたが、
11月の奥多摩は紅葉狩りのハイシーズン。11時の開店前から待機列ができ、2時間待ちにもなると
下調べでキャッチしていたので、本屋で500p超えのミステリー文庫本も仕入れていきました。

東京アドベンチャーラインは1時間に2本程度しか電車がないため、到着時刻の調整は難しく、
古里駅に開店前=10時半前到着から逆算したら、柏出発は普段の出勤よりも早くなりました。
店頭のウェイティングリストにはそんな到着でも片手の指に収まらない人数の先客がいました。
改札を急いで抜けた私が書いた後も電車客のみならず車やバイクツーリング勢が続々来訪。
長時間待機を覚悟しましたが、独りなのが幸いして開店時のカウンター最後の席に座れました。

メニューは異なる種類の卵を用いた3種のだしまき定食とプリンのみ。だしまき卵への付け合せは
わさび漬け、練り梅、大根おろしから選べます。限定の烏骨鶏も開店勢なのでいけましたが、
初回なので基本のだしまき定食に練り梅をチョイス。だしまき卵がこんなに美味しいとは!
カウンターで隣にいたのは4時間掛けて千葉県から来た(房総在住?)夫婦でしたが、
こちらも美味しいを連呼してました。それ以外言葉をなくすぐらいのレベルでした、本当に。
プリンもカラメルなしですが、苦にならないぐらい濃厚で最高の美味しさでした。

立川から先の青梅線は人生初。東京駅に直通する特快も来る青梅までは住宅街の趣でしたが、
短い編成に乗り換えた単線区間は山の間、多摩川の左岸を縫うように走っていき、こんな景色が
東京都内で見られるなんて…とアドベンチャーラインの愛称にふさわしい景色が広がります。
卵道を思いのほか早く退店できたので、古里駅の隣駅近い鳩ノ巣渓谷まで歩きました。車道を。

線路や道路は川よりかなり高い位置にあり、歩行者はほぼ皆無でしたが、トレッキングできる
靴でもなければ熊鈴もつけていない(奥多摩は警告ポスターが駅に貼られるぐらいナチュラルに
ツキノワグマが出没している)私が車道を歩いたのは、結果として正解だったと思います。

駅から急な坂道を降りて(途中で鍵が閉まらない公衆トイレも使いつつ)川べりへ。
ほんのり色づいた木々と岩の間を流れる多摩川を鑑賞しました。澄んだ流れは自然の産物のようで
上流にダム(奥多摩湖)があるので、人間の手によってコントロールされている流量です。
この渓谷のみならず行きのホリデー快速(古里駅通過のためで私は見送り)から外国人観光客が
たくさんいて、インバウンドの情報収集力に唸らされるのでした。ここから沢井駅まで戻って
澤乃井の日本酒を楽しんだのですが、こちらには日本人トレッカーが多く集まっていました。
直詰の小瓶を購入しましたけど、大人しくお猪口にしておけとセルフツッコミしてました。

飲みきれないのと混雑で澤乃井のガーデンを早めに離れ、飲みかけの瓶を手に上流へ戻る形で
御嶽渓谷を歩きました。ここは鳩ノ巣とは違ってほぼ舗装された道で歩きやすかったです。
私道を好意で通れている箇所もあるようで、野菜の無料販売もいくつかありました。
紅葉はもう1週過ぎてから来ると良い感じになるのではないかと見受けました。

立川駅で降り、パフェを食べようと検索したカフェのアップルパイが美味しそうに見えたので
そちらに切り替えたのですが、これも良かったです。この物価高の時代に、パイと紅茶で
950円という価格も多摩ならではだったのでしょうか。非常に充実した1日でした。

2025.11.16 wrote


 2025年11月01日(土)   walk-through 

ちばぎんカップ(2月上旬)以来のサッカー観戦は、まさかのルヴァンカップ決勝になりました。
今年レイソルがリーグ戦強くて、日立台のチケットはすぐに完売してしまい手に入らないのです。
(FC岐阜も荒木さんが離脱していたのもあって観に行く機会がなく…)

カップ戦決勝も毎年チケット争奪戦になります。先行で申し込んでバクスタ3階席を確保しました。
それなのにアイカサ(猛暑対策の日傘兼用折り畳みが増えていて助かりました!)の返却や、
国立競技場のゲートが分からず無駄に外周を歩く等で、開始まで30分切って到着する体たらく。
なかなか座れる席も見つからなかったのですが、シミズオクトのお兄さんが列中央の空席に対し、
片手の指では収まらない人数の観客に席詰めを依頼してくれたお陰で端に座れました。感謝です。

決勝のカードはレイソルvsサンフレッチェ、死去から3年経った工藤さん縁のクラブ同士。
サンフは初めて好きになった選手(柳本さん)の所属チームで、初めて見に行ったJクラブです。
同じチームに所属していた高木琢也さんも応援してました。あれから四半世紀以上が経過。
高木さんの息子・利弥さんでさえプロフットボーラー生活を終える程に歳月は流れています。

20世紀末は日本代表のワールドカップ『出場』が悲願で、私はそれに全てを捧げていました。
あの頃の代表に海外リーグの選手はセリエAの中田英寿さんしかいませんでした。
今や代表は海外組がズラリで、Jリーグはステップアップあるいは帰還の場となっています。
そのJリーグだって、J1だと昔の映像…相馬さんのクロスがスローVTRにしか見えないくらい、
スピードも強度もボール扱いのテクニックもレベルアップしています。今回の決勝も、私の目には
ファイナルに相応しい締まった好ゲームに映りました。直近でよく見ていたフットボールが、
船山さんが苦闘していたJ3ラインメール青森のどうしようもないものだったのもありますが。

レイソルはリカルド・ロドリゲス監督の指導によりポゼッション率の高い洗練されたサッカーを
展開してリーグ戦上位にいますが(直近の横浜FC戦は仲間さんのゴールで劇的逆転勝ちでした)
監督が好んで起用するメンバーはさほど身長が高くないという弱点を抱えています。
自覚はあって、極力ゴールラインを割らせないようボールを諦めず良く追ってもいました。
しかし、CKは与えずとも、広島の繰り出してきたロングスローからのヘディングで失点。
GKを複数人で抑えれば空中戦に勝てるという必勝法により大きなビハインドを背負うのでした。

前半だけで更に東さんの見事すぎる直接FKが決まり(これは単純にキッカーがうますぎた)、
更にアディショナルタイムにロングスロー起点の3失点目。実質これで決着がついてしまいました。
後半からは細谷さんや仲間さんといったアタッカーを投入した柏でしたが、タイトル確保までに
もはや無理する必要もなくなったサンフの守備を破るのは容易ではありません。そんな状況でも、
相手を引きずるようにゴールへ迫り一矢報いた背番号9には、細谷さんが今季から覚悟を決めて
その番号=北嶋さん→工藤さんの系譜を背負った覚悟を感じて、胸が熱くなりました。
己が何者か知っている人は強いのです。監督は鹿島ユースOB垣田さんがお気に入りのようですが。

表彰式は見ずに飛び出して、まともに摂ってなかった食事を求めて東京ドームシティへ。
刀ミュコラボフードをヤケ食いしようかと思ったのですが、1食目のblueing提供10品目の
ちらし丼で2枚ついてくるノベルティブロマイドの1枚が長谷部だったので何かを感じて撤退。
休みが多い+美味しくないと審神者には不評の店ですが、休みが多いのはサッカーのライビュが
いろいろ組まれているから(ルヴァン決勝も当然やっていた)で、美味しくないのはメニューが
ちらし丼+かつおサラダと冷蔵庫で作り置きできる品だからだと気づくことができました。
(評判が高いのはオーダー後に作るケータリングのハンバーガーが多いですね)

隣駅の飯田橋まで歩いて、東京大神宮に参拝してから帰りました。ルヴァン決勝で時間の経過や
次世代への継承について考えさせられ、限られた人生で綺麗なものをたくさん見たいと感じた私。
紅葉が見られるスポットは熊も出るし…と思ったのですが、飯田橋の街路樹だって見惚れるくらい
美しく赤く染まるのだとも気づけました。視野を広く持てる余裕が一番大事ですね、本当に。

2025.11.2 wrote


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