おさむ日記/炭焼き生活日記 〈竹炭・竹酢液の無限窯〉
旧暦四月五日
きょうは機織りや草木染めをされてる知り合いの引越しの手伝いをしました。
木製の手織りの機織りが大小3台あって、それを解体したものを運ぶのですけど、簡単のようでけっこう複雑にできてて、すごいな〜と思いました。
糸をまく木製の道具(なんて言いましたっけ?)も今はもう製造してないらしく、こうゆう職人さんたちは骨とう品屋さんか廃業した糸屋さんから買い集めているそうな。 他の道具もおなじで、技術や伝統の存続が危ぶまれているそうです。
炭焼きもおなじですよね。
炭焼きの世界も年配の人ばかりで、私はすごく若い方になるので、もっと窯造りから学んで、つぎの年代の人に伝えていきたいです。 そうゆうことを考えると、自覚が芽生えてきて、さらに炭焼きがたのしくなります。
おさむ日記/炭焼き生活日記 〈竹炭・竹酢液の無限窯〉
旧暦三月三十日
土日の代々木公園の「アースデイ」はよかったです。 土曜は小雨でとても寒くてお客さんが少なかったですけど、日曜はけっこう賑わいました。 とてもたくさんの団体・お店が参加してまして、環境団体、動物保護団体、天然素材の雑貨屋さん、天然酵母のパン屋さん、アクセサリー・楽器・木工などのアーティストなどいろいろでした。
いろんなひとに逢えてたのしかったです。
おさむ日記/炭焼き生活日記 〈竹炭・竹酢液の無限窯〉
旧暦三月二十六日
昨夜から降っていた小雨が午前中にやみ、午後から晴天が続きました。 雨上がりのこういった晴れの日はなんて気持ちいいでしょう。
科学的な側面から見ますと、地面にたくさん落ちた雨水が日光の熱で気化するときに、マイナスイオンが空気中に多く発生するのだそうです。マイナスイオンは身体の副交感神経に働き、精神をリラックスさせる働きがあります。(ちなみに炭もマイナスイオンを多く放出します。) また、水が気化するときに「気化熱」というエネルギーを外から取り入れるので、空気中の温度が下がります。だから気持ちいいんですね。
むかしから『迎え水』と言って、客人が家に来る前に玄関の前に水をまくという風習がありますが、水でその場を清めるという目的らしいですが、物質的な見方でもこころと体にいい場所にしてくれているのですね。
とにかく、暑い日に水を撒くと気持ちいいですよね。 小さい時は公園で水風船でよく水遊びしました。
明日の暦には「穀雨」と書かれています。 「このころ春の雨が降って、万物を育成させ、百穀を潤す」とありました。 そのまんまだけど、暦っておもしろいですね。
おさむ日記/炭焼き生活日記 〈竹炭・竹酢液の無限窯〉
旧暦三月二十五日
一月から日記を毎日欠かさず書き続けていたんですが、ここらで毎日はやめることにします。 なんせ毎日と言っても、忙しい日の時は次の日にまとめて書くことになってしまっていたのですから。 小学生の時、夏休みの宿題の日記で8月末になってまとめ書きしてたのを思い出しました。変わってない・・・。
ということで、そんな気負わずに書くことにします。 それにしても、ぐうたらの私としたら4ヶ月もよく続いたなと思います。
さて、先日の土日は八王子市高尾で「グリーンフェスティバル」というイベントに出店しましたが、晴天で桜が満開で、お客さんは例年になく多く来て、大盛況でした。母と姉も手伝ってもらって一家総出で販売を。 お祭り価格で卸値で販売したので、けっこう出ました。
まーうちの母ちゃんもまさか息子がこんな炭焼きなんてやるなんて、私が小さい時には考えもしなかったでしょうね。
心配性のほうなので、いろいろ気苦労をかけさせているんですが、なんだかんだ言いながらすごく協力してもらってます。 枕なども母ちゃんが縫ってもらえなかったら、こんな小規模で始められなかったよな・・。
今度の土日もイベントで代々木公園で「アースデー」に出店します。 これからイベントづくしなのでがんばります。
おさむ日記/炭焼き生活日記 〈竹炭・竹酢液の無限窯〉
旧暦三月二十日
風邪のほうは徐々に良くなってきてます。 やっぱりそうです。窯の方にいくと楽になってきます。ほんとに。
「病は気から」で、ここの場所が好きだからでしょうね。 気持ちがホッとします。
と元気になってきたところで明日の準備をしなければ。
HP上でもイベントの紹介をしようとしてましたが、できませんでした。 簡単に言いますと、4月の14日15日の土日に「高尾グリーンフィスティバル」というイベントがあります。10:00〜16:00 JR中央線高尾駅徒歩10分のところに林野庁の桜保存林があり、300種類の桜が咲き乱れ、それに合わせて隣りでイベントを組んでいます。 今年は14・15日は当たりだそうで、ちょうど満開だそうです。 おまけに晴れの予報でいい桜日よりになりそうです。
ということで寝込んでた分、さらにてんやわんやしてます。
おさむ日記/炭焼き生活日記 〈竹炭・竹酢液の無限窯〉
旧暦三月十九日
風邪ひきました。 何年振りでしょう。喉が痛いぐらいはありましたけど、熱がでるのは久しぶりです。
朝起きた時、頭が痛く、寒気がし、喉も痛く、熱もあるようでした。 竹酢液でしつこくうがいをし、我が家の常備の漢方薬「葛根湯」を飲んで、午後の2時ごろまで寝込んでたんですけど、「あ〜今度の土日のイベントの準備をしなければ〜」と重い頭を持ち上げて、窯の方に車で向かいました。
それが窯の方に着いたら、なんとも楽になってきてまい、「あれ?」ってかんじになりました。 これって森林効果?
川の水の音や鳥の声や・・、そう、こうゆう弱ってる時に特にこの空気の良さを感じます。水が満ちてる空気といいますか。 これは木がいるからなんですね。 当たり前のことなんですけど、しみじみ感じました。
ということで、一日とは思えない一日でした。
おさむ日記/炭焼き生活日記 〈竹炭・竹酢液の無限窯〉
旧暦三月十八日
今日は「太陽の家」という福祉施設の炭焼き窯の窯詰めを手伝いました。
集まったのは5人。気の知れた仲間たちなので楽しかったです。 竹を1mほどに切り、割り、節を取り、窯に詰めていきます。
お昼は竹筒に入れて直火で炊いたごはんと、私のつたない手打ち蕎麦というシンプルなメニューで、とってもいい食事の時間でした。 竹筒ごはんは竹の甘さがごはんに移っておいしいんですよね。 最後はそば湯茶漬けで締めるのですけど、これってご飯がとっても甘くなっていけるんです。タクアンか梅干しがあれば最高です。お試しあれ。 お蕎麦屋でざる蕎麦を頼んだ後、ごはんを頼むと「ん〜通だね〜」とお店の人に思われるそうな・・。
気の合う少人数の仲間とのんびり過ごす時間もいいですね。
おさむ日記/炭焼き生活日記 〈竹炭・竹酢液の無限窯〉
旧暦三月十七日
この時期、風邪が流行ってきてるので、外に出て帰宅する頃には喉の調子がおかしくなってきます。 今日はなんだか急に喉がいがらっぽくなってきました。
そんな時は最近はすっかり竹酢液を10〜20倍に薄めてうがいしています。 竹酢液に含まれている200種類以上の多様な成分が消毒し炎症を抑えます。
喉がおかしい時は少しだけしみるのですけど、殺菌されてようで楽になります。 これが濃ければいいというものではないんですよね。
ということで、竹酢液の紹介でした・・。
おさむ日記/炭焼き生活日記 〈竹炭・竹酢液の無限窯〉
旧暦三月十六日
今日は窯で作業です。
2・3日忘れていた椎茸を見に行くと、ありましたありました。 窯を後ろの斜面の上部に菌を打ち付けた木が置いてあるんですが、急な斜面なんですけど、登るのが楽しみなんですよね。「今日はあるかな〜」っというかんじで。 やっぱり原木は違いますね。 木のチップを固めて、そこに菌を打ち付けて育てるハウスもの(輸入物も)とぜんぜん違いますよね。香りも味も。
いま出てるのは炭焼きの会の人が持ってきたものなんですけど、たまにしか来れないから採っていいとの事で、ほんとありがたいです。
今年は椎茸以外のきのこも育ててみたいです。
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旧暦三月十五日
今日は竹のイベントの当日。
ワークショップの方は竹笛が大人気でした。 指で音程を変えられるので「ホ〜ホケキョ」などといろいろ遊べるので、みんな大喜びでした。
竹炭ペンダントの方はというと少なかったですね。 年齢層は小学校1〜3年生が多かったです。 竹を炭にしてなんなの?というのが感じでしたね。 ん〜確かに炭ってよくわかんないよな〜。 特にこどもにとって面白い音がでる楽器の方がたのしいよな・・。 ほんといろいろと考えさせられました。 でも、手を真っ黒にしながら、好きな形のペンダントを手にした時のうれしそうな顔といったら、たまりませんね・・。
柴田さんのコンサートはとってもよかったです。 竹で作った竹明かりをバックに、竹の素敵な音色にほっとしました。
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旧暦三月十四日
明日の準備でひさしぶりに渋谷に行きました。 相変わらずの人の多さにやっぱりたじろぎますね。
竹のイベントと言うだけあって、セッティングはほとんど竹でした。 竹をくりぬいてきれいな明かりを作ったり、おもしろかったです。
竹ってほんとにいいですね。
おさむ日記/炭焼き生活日記 〈竹炭・竹酢液の無限窯〉
旧暦三月十三日
とっても簡単にですけど、HPはイベントのところをアップしました。 よかったら見てみてください。
さて、今日は8日のイベント「竹遊び2001春」の竹炭ペンダントづくりに使う竹炭を切り揃えたり、紐を通す穴を開けたりしてました。 こどもたちが対象なので、紙やすりで簡単に磨くだけでできるように準備しました。
どんなこどもたちが来るのか楽しみです。
手が炭の粉で真っ黒になった時に、どんなリアクションをするんだろう。 よごれたと思うのか、きもちいいと思うのか・・。
イメージ的には手が真っ黒になったら、だいたい普通はきたないと思うのでしょうね。
こどもの感覚はおもしろいですよね。 まったく素の状態でものを見ますよね。 はたまた親の見方をそのまんま引き継いだりする子もいるんでしょうけど。
渋谷の児童会館でするのですが、渋谷なんて久しぶりです。 たまに行くのがいいです。
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旧暦三月十二日 清明
暦に書いてある「清明」の説明を読んでみると、「天気が清浄明潔となるので名づけられ、万物は盛大に向かい、生き生きとする」とありました。
ん〜たしかに今日はそんないい天気でしたね。
いたる土を見ても、むくむくと元気なたくさんの芽が出てきてて、時間を忘れて見入ってしまいます。
働かないわりに、けっこう気だけはアクセクしていたんですけど、ここらで落ち着いてやることをやりましょうか。
おさむ日記/炭焼き生活日記 〈竹炭・竹酢液の無限窯〉
旧暦三月十一日
山に囲まれた日の出町の窯のとなりの梅の花は、今が満開です。
ちょっと下ると桜が満開なんですけど、そのくらいここは気温が違います。 竹の子も一週間は遅れます。
冬は寒くてたまりませんけど、夏はとってもすずしくて快適です。
今年はこの梅をすこしいただいて、窯でやいた竹塩で梅干しを作りたいです。
おさむ日記/炭焼き生活日記 〈竹炭・竹酢液の無限窯〉
旧暦三月十日
3月始めに焼いてから一ヶ月も窯に火が入ってません。 月一回のペースで焼いていたんですけど、今月は土日にイベントがたくさんあって、半ば頃の火入れになりそうです。
あの炭化し始めの、竹の甘い煙を一ヶ月も浴びてないと、たまらなく恋しくなってきます。
すっかり炭焼き中毒ですね。
おさむ日記/炭焼き生活日記 〈竹炭・竹酢液の無限窯〉
旧暦三月九日
突如、このレンタル日記がサーバー故障のため一日だけ繋がらなくなりました。
びっくりしました。これ自体が急に終わってしまったと思ってしまったので。 こうゆうこともあるんですね。PCの世界は。
考えてみれば、PCのデータって、あってないようなまぼろしみたいなものですね。 ま〜紙に書いても、燃えてしまえば灰になってしまいますが・・。
おさむ日記/炭焼き生活日記 〈竹炭・竹酢液の無限窯〉
旧暦三月八日 上弦
今日はすっかり晴れて、昨日の雪がまぼろしのように思える暖かさでした。
午後に窯に行ったら、炭焼き仲間の人が来ていて、みんなの大きな土窯に火を入れてました。 定期的にいろんな方が集まっていろんな情報が集まるので、ほんといい所で炭を焼いてると思います。
ここは日の出山・御岳山の登山口にあるので、よく登山の方が寄ってもらってます。 その登山の方も次回の炭焼きの集まりに参加したり、といろんなところで広がってます。炭も買っていってもらうこともありますし、助かってます。
そういえば、すぐ近くにある「つるつる温泉」の館内の売店に竹炭を置かせてもらえることになりました。 亀のようですが、すこしづつ進んでいます。
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