おてんきや日記
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今日は久しぶりに娘と一緒に近所の公園に行った。 保育園に通う前までは、毎日の日課だった公園。 でも、今では仕事の予定がない土曜日だけの特別なことになってしまった。
なんの変哲もない普通の公園。 滑り台があって、ぶらんこがあって、砂場があって。 でも、この公園に来ることを娘はすごく楽しみにしている。 今日も朝から、大好きな公園にどのお人形さんを連れて行ってあげようか、悩むのが忙しかった(^_^;)。
公園には、以前よく一緒に遊んだ友達が数人来ていた。 私たちが行くのは久しぶりなのに、いつでも気持ちよく受け入れてくれる。 母親同士の会話も楽しくて、私にとっても楽しい時間となった。 娘は、連れて行ったプーさんのぬいぐるみに、砂場でご飯を作ってあげたりぶらんこに乗せてみたりとお忙し。 そして、すごく楽しそうにずっと笑っていた。
お天気はよかったけど風は冷たくて、そんな中で夢中で遊んだせいか、お昼を食べたら寝てしまった。 楽しかったね〜。 仕事が立て込むと、土曜日でも娘を保育園に預けることもある。 それはやむを得ないことなんだけど、時間のとれる日はこうやって一緒に公園へ来て遊んであげよう。 楽しそうに笑っている子供の顔を見るのは、私もうれしいからね。
夫がパソコンを自作した。 この人にそんなことができるの? と思っていたら、本当にやってしまった。
わが家にはパソコンが2台ある。 私がメインで使っているものと、夫がメインで使っているもの。 夫が主に使っているものは、私にとってはサブマシンとなる。 その、サブマシンの調子が悪くなった。 思えば、初めからあまり調子のいいマシンではなかった。 火花を吹いてバチン! と消えて、修理に出したこともあったな。 はずれを引いてしまったのかしら……。
修理したあとも、あまり調子はよくなかった。 だましだまし使っていたけど、ついに夫の堪忍袋の緒が切れた! 「ええい、自分で作る!」 参考本を買い、その分野のオタクである知人にいろいろ聞きながら、パーツを次々とそろえた。 朝早く起きて、一人でごそごそとやっていた。
そして、ついに完成してしまった。 あとは各種ソフトをインストールするだけのようだ。 いや、驚いた〜! でも、パソコンを使って仕事をしている私にとっては、今後のことを考えるとちょっとありがたかったりする。 そうやってどんどん詳しくなってくれよ〜、と内心ほくそ笑んでたりする。(*^_^*)
規格に基づいて作っているので、本体はかなりでかい! お世辞にもカッコいいパソコンではない。 でも、規格どおりなら、あとからいくらでも自分でいじれるのだという。 パーツも手に入りやすい。 メーカー製のいわゆる鮮麗されたデザインのものは、コンパクトでカッコいいけど、何かあったときにはそのメーカーでないと対応ができないことが多いそうで、パーツさえも手に入らなかったりするらしい。 自作パソコンは、もちろん初めの1台目も、出来上がっているものを買うよりはずっと低コストだけど、次に何かトラブルがあったときに、駄目になったパーツのみを交換し、生きているパーツは使い回しが利くので、さらにお得らしい。
本人は自分のことを「おれって器用貧乏だよな〜」と言っているけど、わが家にとって(私にとっては?)なかなかいいニュースなのでありました。
短納期の仕事って本当に難しい。 時間までに終えなきゃいけないプレッシャー。 でも、だからといって粗雑な原稿を仕上げるわけにはいかない。
何回も見直したり聞き直したりする時間はないから、最初の1発目の聞き取りでほぼ完成に近いレベルに仕上げる。 納期を考えると、聞き直しはできても1回かな。 表記や句読点も、あとで訂正しなくてもいいようにかなり気を付けて、かつ入力スピードを考慮しながら作業を進めていく。
納期の短い仕事は、その人の持つ実力がそのまま反映されるのだと思う。 仕様に対する理解や聞き取り能力、そして文章に対するセンスというか直感というか、そういうものがそのまま表れてしまう気がする。 短納期でレベルの高い原稿を仕上げるには、1回の聞き取りでどれだけ完成度の高い原稿を作れるかということ。 そのためには、やっぱり日々言葉に対する感覚を研ぎ澄ましておく必要があるのだと思う。
丁寧に時間をかけてできる仕事のほうが、もちろん好きだしやりやすいけど、自分に対する実力試験を受けるかのような短納期の仕事も私にとっては必要。 こうやって負荷をかけることで、自分の実力を知り、強化すべきところを知る。 「ただやるだけ」では、成長しないもんね。 トレーニングの過負荷の原則と全く同じこと。
さてさて、また短納期の仕事がやってくる。 この緊張感が、結構好きなのかもしれない。
娘が寝込んで3日目になる。 ひどい下痢とおう吐で、食事どころか水を飲むだけですぐにもどしてしまう。 熱が上がったらインフルエンザかも…と、緊張しながら様子を見ていたが、熱は37度台から上がりもせず、下がりもせず。 今日、再び病院へ行ったら、「ウイルス性胃腸炎」とのことだった。 はやっているらしい。 薬を飲ませ、スプーンで少しずつ水分をあげながら、回復するまで待つしかないようだ。
4月に保育園に行き始めて以来、初めてお休みをした。 風邪をひいても鼻水程度。 発熱しても、次の日の朝にはもう回復しているという元気印で、これまでお休みをしたことがなかった。 でも、今回は違った。 少し遊んだかと思うと、すぐにぐったりと横になってしまう。 3日間、ほとんど何も食べていなくて、出す一方。 さすがの元気印も、かわいそうなぐらい元気がない。
やらなくてはいけない仕事があるが、今日はできるだけ娘のそばにいてあげようと思う。 寝ている顔を、そっと見ていてやりたい気分だ。
私が体調を崩しているとき、娘は小さい体で私をギューッと抱きしめて「元気のパワーをいっぱいお母さんにあげるね」と言ってくれた。 夫と散歩に行った途中にあった神社で、「お祈りをする!」と言って、「お母さんが早く元気になりますように」とお祈りをしてくれたという。 今度はお母さんがそばにいてあげようね。 元気のパワーをあげようね。
子供が寝込んだとき、結構親というものは無力だと感じる。 薬を飲ませて、ただ回復を待つしかないんだから。 でも、そばにいてあげることで安心して眠れるのなら、そばにいてあげようと思う。 仕事のことが少し頭をよぎるけど…。
今日は、結婚記念日。 8回目になる。
結婚して初めの何年かは、楽しいことばかりたくさんあったように思う。 2人で働いて、お金にも多少の余裕があった。 休暇があれば旅行へ行き、自転車に乗り、キャンプをした。 日々の生活も楽しかったのだろう。 今思い出すと、ケラケラと笑っている自分の姿ばかりを思い出す。
やがて子供が産まれた。 生活ががらっと変わった。 今まで健康を絵に描いたような夫が、突然病気で入院した。 30代半ばになり、仕事の面でも悩むことが多くなっていった。 体を壊すと同時に、心のほうも後ろ向きになっていたように思う。 そんな夫を温かく見守ることができたかというと…… 慣れない子育てと、思うようにならない生活にストレスを感じていた私に、そんな余裕は全くなかった。
でも、時間とともにいつの間にか、自然と乗り越えていることってあるんだね。 去年はどうだったっけ? おととしは? どんなふうに過ごしたのかさえも覚えていない結婚記念日。 ことしはほんの少し心に余裕がある。 いろいろあって夫婦なんだな。 楽しいばかりじゃない、いろんなことがあるんだ。
今日は娘を実家に預けて、久しぶりに食事に行こうと思う。 あらたまって何を話すわけでもないけれど、静かな時間を一緒に過ごせれば、それでいいかなと思う。
年始に、国語辞典を買いました。 国語辞典は、表記辞書と同様に、このテープ起こしの仕事には欠かせないパートナー。 なくてはならないものです。
今までずーっと愛用していた国語辞典。 ある日、「これって、随分前から使っているよなー」と、ふと見てみると、(あまり大きな声では言えないけど)なんと1982年(昭和57年)に発行されたものでした。 これは、いくら何でも古すぎるだろう。 言葉を扱う仕事しているに……。
でも、この古い辞書で実際に困ったことってなかったんです。 新しい用語はどんどん生まれていても、日本語の基本となる部分はそう大きく変化していないのかな? 新しい用語や、専門用語はネット検索で十分対応できました。 多分これからもそうすることでしょう。
古い辞書は、とても手になじんで使いやすくなっていました。 切り替えるのはちょっと惜しい気もするけど、今年からは気分も新たに、新しい辞書を使い始めます。 今は新品の辞書ですが、言葉を引いた分だけ私の手になじみ、慣れ親しんでくることでしょう。 それもまた、楽しみでもあるのです。
2004年01月10日(土) |
顔が見えるっていいね |
同じテープ起こしの仕事をしている方から、お正月に年賀状を頂きました。 本当にありがとうございます。
その中に、お顔の写真が載せられているはがきがありました。 うわー! っとうれしい気持ちになりますね。 日ごろメールでやり取りしていても、実際にお会いしたことのない方がほとんどです。 文章の雰囲気から、その方についていろいろ想像しているものなのですが、実際お写真を拝見して、自分の中でのイメージと重なってうれしくなります。 そして、その方の持つ雰囲気がより鮮明になって伝わってきます。 ご家族が一緒だったりすると、その背景までもが伝わってくるようです。 ああ、やっぱりお顔が見えるっていいなーー。
仕事用の年賀状は、なんとなく自分の顔など載せないほうがいいような気がしていました。 だから、あえて仕事用に別のはがきを用意していました。 でも、来年からは写真を入れてみようかな? 私の写真なんかでも、同じように感じてくださる方がいるのかもしれません。
お会いする機会がなかなかないこの仕事。 でも、同じように頑張っている方のお顔が頭に浮かぶのは、すごくうれしいことだと思いました。
今日はすごく寒い1日だった。 北風が強くて、うなっていた。
実質、今日から仕事始めとなった。 今年になって初の音声をいただき、作業に取り組んだ。 仕事があるというのは、やっぱり緊張感があっていい。 充実感があった。
だけど、運動していた人がしばらく休むと体がなまってしまうように、やっぱりこの仕事も間が開くと勘がなまってしまうように思う。 それをカバーするかのように、丹念に辞書を引きながらの作業に心掛けた。
あしたもまた仕事ができることが、なんかうれしい。 こういう気持ちを大切にして、1年間過ごせたらいいなと思う。
昨年末、夫から思わぬプレゼントをもらった。 Microsoftのワイヤレスキーボードとマウスだった。 予想もしていなかっただけに驚いてしまった。 日ごろ、あまり何か物を買ってくれるというタイプではないので……(^_^;)
今年の正月休みに、彼は一人で沖縄へ旅行に出かけた。 それもあって、お留守番の私にちょっと申し訳なく思ってのプレゼントだったのかもしれない。
キーボードは流線形になっていて、ホームポジションの右手と左手の間がハの字型に開いているものだった。 「入力の仕事なんだから、道具は少しでも体に負担の少ない、効率のいいものを使ったほうがいい」とかねてから夫は言っていたが、私にはぜいたく過ぎると思っていた。 自分の稼いだ貴重な資金でそろえたい物はまだまだたくさんあって、とてもそんなぜいたく品には目が行かなかった。
使ってみると、初めは慣れない感じだけれど、だんだんと心地よくなってきた。 この適度な流線形がすごくいい感じ。 でも、なんかすごくぜいたくしている感じもして、ちょっと照れくさい。 道具に見合う仕事しなくちゃな〜。
マウスもキーボードもコードレスなので、デスクの上はかなりすっきりした。 夫に感謝しつつ、道具に恥ずかしくない仕事ができるように頑張ろう。
2004年01月06日(火) |
2004年の始まりは…… |
2004年が始まりました。 新しい年の始めには、いつも日記をつけたくなります。 でも、あまり続かないのが現状です。(^_^;) 今年は、自分の軌跡を少しでも残したいと思い、日記のページをリフォームして、張り切って始めてみることにしました。
今年の始まりは、頭痛でした。 左半分が痛み出し、顔面までも痛くなって、頭を下に向けることができなくなりました。 翌日、痛みはひどくなる一方だったので、正月休みの歯医者さんを開けてもらい、診察してもらいました。 歯から痛みが来たのかな? と思ったのです。 でも、歯ではありませんでした。 取りあえずの抗生物質をもらい、休みの間をしのいで、病院が始まると同時に耳鼻科を紹介してもらうことになりました。 顔のレントゲンを撮ると、左の頬骨の裏側に膿がたまっていました。 長くこじらせていた風邪が引き金となって、抵抗力ない体に入り込んだようです。 いわゆる、急性の蓄膿のようなものです。 この膿を取り出す処置がすぐに行われました。 鼻の中から穴を開けて、頬骨の裏の膿を洗い流すのです。 麻酔をしているとはいえ、顔の処置というのは怖いものです。 目の前に、悪さをしていた膿がどんどん出てきました。 (気持ちのいい話じゃないですね〜(^_^;))
おかげで、今日は少し体が楽になりました。 このまま回復に向かうといいのですけど。 何しろ風邪を長引かせてしまったので、予想以上に体力が低下してしまったようです。 今年の初めは「体力を回復させる」という、マイナスからゼロに戻すことから始めることとなってしまいました。
今日あたりから、少しパソコンに向かえるようになりました。 あしたはもう少し頑張れるといいな。
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